猿浜鷸(サルハマシギ)と鶉鷸(ウズラシギ)
北海道への野鳥撮影は十年目を迎える、初遠征の機会に現地で購入した2003年発刊の「北海道野鳥図鑑」にはサルハマシギはハマシギの頁に、写真なしで類似種として、たった3行の短い説明があるだけである、北海道には渡来したことがない稀な旅鳥なのだろうか?
石垣島と西表島の探鳥ツアーに参加して今年で8年目になる4月13日、二ヵ月前に予約を入れた石垣島フィールドガイドSeaBeans小林雅裕さんに新石垣空港から最初に夫婦でガイドされたのは石垣島の海岸、浅瀬にハマシギ・ヒバリシギ・ウズラシギなどのシギ類に混じり、ハマシギやウズラシギと同じ位の体長の夏羽のサルハマシギが岩場の水溜りや雑草の陰で採餌していた。
嘴はハマシギよりも先端が細く湾曲がやや大きい印象である。頭部から腹部にlかけて、濃いレンガ色のような濃赤褐色、肩羽は橙褐色の部分と黒い斑の模様でこの浜で採餌するシギ類の中では特に目立つ色彩である。
夏羽のサルハマシギ
付近の民家から生活排水が流れ込む?岩場の浅瀬で採餌
夏羽の綺麗な腹が見せる
初列風切先端が尾羽先端を超える
左ヒバリシギ右サルハマシギ
サルハマシギ体長L20cm 後ろのヒバリシギ体長L14cm
同じ場所で採餌していたウズラシギ体長L22cm眉斑が白ぽっい
ウズラシギ 成鳥夏羽は額から頭頂は茶色で黒褐色の縦斑がある、顔・後頭部・背・胸は橙褐色みを帯び、黒褐色の縦斑が蜜にある、体下面は白い
ウズラシギの身震い
観光目的で初めて石垣島に訪れた妻が見たのが石垣のサルハマシギとウズラシギであった。
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