天然のヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ生態展示学習施設のキョンキョンを撮影した翌朝は8時半の朝食前にひと仕事、関東よりも30分位遅い、沖縄の日の出前の6時に一人でアダガーデンホテルを出発して、朝飯前の撮影に出掛けた。人口施設のヤンバルクイナのキョンキョンを撮影したので、次の目的は天然のヤンバルクイナである。まだ暗いホテル前の県道2号線から70号線に入り、約8km走ると勝手知ったる最北部のヤンバルクイナ生息地である。大きな風力発電の横を過ぎると間もなくそこが目的地である。観光目的で沖縄にやって来たのでこの機会が許された最後の野鳥撮影の2時間である。
4月17日この日の日の出時間は6:05であったが6時12分に70号線から脇道に入った路肩で餌探しするヤンバルクイナを視認、車の往来が少ない場所なので車のエンジンを停止して近づくのを待つ、初めてヤンバルクイナを撮影した時と同じようにドキドキしながら野生のヤンバルクイナの撮影である。
路肩の餌探しから路上に出てきたヤンバルクイナ
早朝はまだ走行する車がないのでのんびりと路上を闊歩しながらの餌探しのようだ、昨年はヤンバルクイナの交通事故死は47件もあったが飛べない鳥の悲運はこのような路上の餌探しによるロードキルである。
車の方に向かって歩いてくるみたい!ヤンバルクイナの正面顔はあまり見る機会が少ない
おや何かな?と立ち止まる
餌ではなかったようだ、また出てきた路肩の方に足早やに向かう
雑草が生える処に移動、車も静かに前進。大好きなミミズやカタツムリがいるかな?それとも草の種や実かな?
白いセンダングサの花見かな?
反対側の側溝近くを歩く、側溝は幼鳥が落ちると出られない危険な処であるが成鳥には餌捕りの場所でもある 路上に何か落ちているのを発見して、おや何かな?と近づく 死んだバッタなどの餌かな? 違ったようだ! また次の餌探しに移動する、道路脇の草むらに入る、6時12分から15分までの3分間の撮影であった。取り敢えず天然のヤンバルクイナの撮影に成功した。 今日は撮り下しの無修正、100kにリサイズしただけの写真です。
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