ドロノキのエゾフクロウ
自分では四ヶ所と思っていたエゾフクロウ巣立ち雛が写真を整理中に五ヶ所で撮影していたことに気付いた、ここは昨年はドロノキの洞にいた時分から巣立ちまで撮影した場所であったが今年は既に巣立った後に寄った処で雛の集合がなく、あまり記憶に留まらないところであったが川縁に大きなドロヤナギ(泥柳)ともいう、ヤナギ科のドロノキ(泥の木)の大木が生える古い公園。ドロノキは北海道の山地の河岸などに生え、名は材が泥のように柔らかいことによる。昔はマッチの軸木の材料になっていたと、昨年は岸辺のドロノキの日蔭で鯉釣りしていた地元の古老の話を聞いたが今年も同じように4,5本の釣竿を川に流し、鯉釣りをしながら読書をしていた、太公望の風格を垣間見たような気がする。
ここはこの日の出発地の東川町から旭川市経由で7,80kmの砂川市、12号線の途中に道の駅ライスランドふかがわ、たきかわの二駅に寄ってきた。近くには歌志内市の道の駅うたしないチロルの湯があり、この日はエゾフクロウなどの撮影後はここに泊まる。スタンプラリーしながら探鳥なのか、探鳥しながらスタンプラリーなのかどちらが主目的なのかハッキリしなくなった。来る途中の滝川市では滝川駅で入場券を買い、駅構内を撮影してきたので鉄ちゃんを含めて三つまた旅でもある。
北海道には「ふくろう街道」と称する道道28号線(当別町から「道民の森」を経由して石狩市浜益区へ通じる64kmの道道当別浜益港線)がある、石狩川を挟んで対岸を国道12号と並行するように走る国道275号線の当別町から左折し「ふくろう街道」に入る。昨年はこの「ふくろう街道」にあやかって、12号線沿いの80kmの区間、野幌・三笠・滝川の三ヶ所でエゾフクロウを撮影したので、この12号線をふくろう街道と呼んだが今年もふくろう街道は健在であった。
営巣木とは別のドロノキにいた晴天のエゾフクロウ
ドロノキのエゾフクロウはこの公園の特徴である
あまり変化もなく他の雛は葉陰で撮れない
バックが青空で不苦労とは言え、撮影は苦労する
青空が多いとこのような写真
よそ見するとこんな具合
こんな顔もする
やはりどこのエゾフクロウの雛も可愛かった
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