花咲線のルパン三世フルラッピングトレイン
昨年と一昨年は二股を掛ける北の旅であった。二股を掛けると言っても子供の頃に見た、博徒や芸人が諸国を股に掛けて旅をする股旅映画とは異なり、野鳥撮影をしながら道の駅のスタンプラリーに参加したのである。
2013年は表紙が少し汚れているが、雨天の日に閉館時間の5時直前にスタンプを押した直後に道の駅・オホーツク紋別の玄関前のスロープで転倒した時に右眉の上を5針縫う傷と右手首の関節を骨折した時に持っていた証である。この年は40ヶ所の道の駅のスタンプをゲットした。
2014年は10ヶ所増えて、50ヶ所の道の駅のスタンプをゲットした。過去二年間は抽選でプレゼント賞品がもらえる権利を得たが応募はしなかった、スタンプラリーに参加して応募資格を得た自己満足で終わった。
2015年は北海道・道の駅115駅を完全制覇目前の鳥友に触発されて、当初は昨年よりも10駅増やす、60駅を目標にしていたが途中から70駅を目標に変えた。70駅以上は115駅の1/2以上であり、完走賞に次ぐ道の駅賞に応募できる。
日本語には三股旅は辞書にはないが今年は三つ目に「撮り鉄」に挑戦した、鉄ちゃんと言っても「俄か鉄ちゃん」で野鳥撮影の場所に近接したJR駅や通りすがりのJR駅に寄って、入場券を求めて駅構内の写真撮影をする鉄ちゃんの初心者である。
今年の北海道の最初の訪問地は根室市の千島桜で有名な清隆寺。写真は観光用の絵葉書である。満開ならば樹齢150年以上と言われる日本では一番古木の千島桜が見られるはずであったが、平年ならば5月中旬~下旬に見られるところが今年は開花が早く、到着日の5月18日には葉桜であった。
5年前に根室港から歯舞・色丹クルーズに乗船してエトピリカを撮影した記憶をたよりに根室港を見物、船名が「えとぴりか」を発見、マスコットにエトピリカが描かれていた。
根室港で見つけた船名がえとぴりか
明治公園の国内で二番目に古い3基の煉瓦造りのサイロ、明治乳業の文字がかすれて見える、国の有形文化財に登録されて、街の名所となっている。根室市内観光の後は俄か鉄ちゃんに変身して根室駅へ
根室駅構内の案内板
根室駅の切符売場とプラットホーム(一本しかない)
ホームの反対側の道路から撮影した駅舎とプラットホーム
駅舎から約100m後方にある根室本線(根室ー滝川)、愛称は花咲線(根室ー釧路)の線路の終点表示
道路側から撮影した花咲線の車両ルパン三世フルラッピングの反対側
根室本線の特急は釧路発、釧路まではワンマンカーで接続する、8:22発のルパン三世ラッピングトレインに乗車すると10:45釧路着、11:22発のスーパー特急おおぞら6号に乗り換えて札幌に15:36着となる。
ホームで撮影した釧路行ルパン三世ラッピングトレイン全面
このラッピングカーはキハ54型気動車と確認できる
フルラッピングトレインの後方部分(根室駅に向かう時は前方)
釧路行のワンマンカーの発車、後尾は先頭と同じデザイン
納沙布岬は前日にシノリガモを撮影したが車石はパスした
エトピリカが出迎える根室駅、日本最東端の駅は隣の東根室駅と言われるが時間がないのでこの後は釧路方面に戻ることにした。これが俄か鉄ちゃんの初仕事?であった。
ルパン3世のラッピングは、花咲線の沿線の浜中町出身のモンキー・パンチ氏の代表作、その縁で花咲線の魅力づくりと沿線活性化を図る目的で平成24年からラッピングを実施している。
撮影日5月19日
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