廃線駅・旧湧網線計呂地駅
旧湧網線は北海道紋別郡上湧別町(網走支庁管内)の中湧別駅で名寄本線から分岐し、サロマ湖、オホーツク海、能取湖等の沿岸を巡って網走市の網走駅に至る。1987年(昭和62年)湧網線の廃線に伴い廃駅になった。
網走市を起点、終点稚内市、経由地紋別市などオホーツク沿岸沿いに走る、国道238号線のサロマ湖沿いにある、旧湧網線の旧計呂地駅(湧別町字計呂地)をそのまま保存した交通公園となっている。蒸気機関車C58と二両の客車、旧計呂地駅舎などが展示されている。SLに連結した客車と元保線区詰所であった「駅長の家」に宿泊することができる。
ここは国道238号をサロベツから知床へ向かう途中に寄った廃線駅である、前週にウトロからここを通過して紋別に向かう時はSLにシートが被り、化粧直しをしていたのでそのまま通過していた。それから一週間後に網走方向へ走行中に工事用のシートが外れていたので寄ってみた。
塗装などの化粧直しが終了していたので写真を撮影してきた。
ホームの跨線橋の方向からの撮影、客車2両が連結されて展示されている、展望塔も写し込む
更にホームを下りて後ろの客車を写す、客車は夏季にライダーハウスとして一泊300円
国道と反対側からの跨線橋とホーム
旧計呂地駅舎、左の入り口は旧計呂地駅時代の鉄道資料展示室があり、計呂地駅で使われていた駅名標や時刻表、各種鉄道用具などが展示されている
ホームに置いてある大きな石に計呂地駅の歴史が刻まれている
現役で動くのか?エンジン付きのトロッコがあった
最後にもう一度国道側からのC58の側面の写真
屋根付きの静態展示のC58の正面
旧計呂地駅舎などがそのまま計呂地交通公園となっていた。
客車の脇にサロマ湖サンゴ草の案内板がある、ここから300m、見頃の時期は9月中旬~下旬とある。撮影日2015年7月5日
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