赤百舌鳥の育雛給餌
赤百舌鳥(アカモズ)は図鑑によれば雌雄ほぼ同色、額から眉斑、腮から下は白く、頭頂からの上面は赤茶色。翼は黒褐色で羽縁は淡褐色、過眼線は黒い、胸脇から腹は淡橙褐色。雌は額の白色部が雄より狭く、灰色みを帯びる。脇腹の羽縁は黒褐色で鱗模様となって見える、嘴と足は黒褐色、光彩は暗褐色、幼鳥は頭部から背、肩羽と体下に褐色の鱗状横斑があり、過眼線も褐色。嘴の大部分は肉色とあるが実際はどうかな。巣立ちから数日後と思われる育雛中のアカモズの一家。
撮影地 石狩市 撮影日 7月10日
幼鳥がいるのか、用心深くしているのか「ギチギチギチ・・・」と軽快とは言えない重たい警戒態勢
尾羽の枚数12枚すべて公開
生憎の逆光の中、柏の葉に包まれるような左右は雌雄でしょうか、左の額の広いのが♂?右の額が狭いのが♀かな?。柏餅の語源は柏の中のモズを見立てて、それとも柏モズが訛ってかしわ餅?の珍説、これは親切な解説ではありませんね。
こちらは親子、♀親と幼鳥かな?
幼鳥3羽並びはエゾフクロウよりも難しい?こんな処で見つけた親子の会話、どこにもソッポを向くのはいるようです。人工物の上ではアカンモズ!柏餅のように柏の葉に包まれては見えず、この方がマジでマシともいえる。
威嚇の態勢でギチギチギチ・・・・ なにしろ育雛中は警戒心が旺盛
尾羽を開く、鳴き声だけでなく尾羽でも威嚇の表情
今度は尾羽を思い切り上げて・・・フンではなさそう、これも怒っているらしい
ギチギチ鳴きながらの飛び出し
獲物の昆虫を咥えてこれから給餌に行く態勢
親が給餌に近づくと喜ぶ幼鳥、残念ながらうしろ向きでした
羽をバタバタ給餌を待つ幼鳥と給餌に飛んで来た親
お腹が膨らんだ幼鳥、腮の下に鱗状横斑も少し見える
赤茶色の昆虫の給餌を受けた幼鳥が、見守る親
食後の親子の平穏なひと時、親よりも太目に見え、下の嘴は黄色く、尾は親よりも短い、育雛中のアカモズの生態は静態でした。
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