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2015年9月18日 (金)

人生の旅と旅行、思い出に惹かれて善光寺参り

北海道の旅から帰浜して2ヵ月以上経った、この間は一度だけお盆が終わった直後に孫どもと信州へ家族旅行をした。お盆も終わり観光地も空いたと思われる1ヵ月前の8月17日~19日2泊3日の善光寺参りから始まった旅行であった。
2,3年前までは伊東園グループはどのホテルにも白地のタオルに青字で「人生は旅」のタオルであった。今の伊東園ホテルズは「気軽に、気楽に、身近に温泉」が旅行の売りである。タオルも無地に変わっている、365日同一料金・朝夕バイキング・夕食のアルコール類飲み放題の低コストが売りの伊東園グループが文字を省いたコストダウンかと思っていたがこれはどうやら思い違いのようだった。「旅」と「旅行」は違うものと気付いたようである。もしかするとこれも自分の思い違いかもしれないが・・・

今回のテーマは「旅と旅行」の違いである。BSジャパン7chの「ローカル線気まぐれ旅」というTV番組は毎回異なる男女二人のタレントが一緒にローカル線の起点から終点までを一泊二日の旅をしながら、その地元の人が薦めるローカルの名所旧跡、名物やグルメの旨い処などを聞きこみ、10ヶ所を探す旅番組であるがこの番組のローカル鉄道風景を毎回楽しみにしている。この旅番組の最大の特徴は指定されたローカル線の時刻表と地図だけを頼りにその土地の人に聞き込み「10ヶ所の名所を巡ること」と「「宿泊場所を予約していない、毎回飛び込みの宿泊」である。旅の目的地と宿泊地が事前に決まっていない「気まぐれ旅」である。これを「気まぐれ旅行」とは言わない。

今までの人生で「旅行」は目的地(観光目的・物見遊山)への日時と交通機関・宿泊するホテル・旅館などを事前に調べて、旅行会社やネットなどで予約する旅の行程が決まっていた。「修学旅行・卒業旅行・慰安旅行・新婚旅行・家族旅行・海外旅行」などを経験してきたが、企業の研修旅行や招待旅行、仲間とのグループ旅行などもあった。今年4月の結婚五十年の金婚旅行は特例である。夫婦それぞれの山あり谷ありの「人生は旅」を歩んできた二人とも長生きして金婚旅行を迎えたのである、50年前の思い出作りの新婚旅行を新婚旅と言わないように金婚旅の言葉はない。

今年の北海道の旅も「気まぐれ旅」と同様にあらかじめご承知された目的地がない60日間の旅であった。野鳥撮影と道の駅スタンプラリーと今年からは鉄道写真が増えて3テーマを巡る北海道ひとり旅、一人旅の言葉はあるが一人旅行の言葉はないようである。

伊東園グループのホテルは倒産したリゾートホテルを買収して365日同一料金で人気があり、観光シーズンによってはなかなか予約が取れないホテルである。お盆の旅も現役の家族もいるのでお盆休みの一ヵ月前に予約を入れたが満室で予約が取れず、やむなくお盆休み後にようやく予約が取れたのである。予約なしで泊まるのが旅の醍醐味でもあるが伊東園グループのホテルは予約なしでは泊まれないので「人生は旅」の名入りタオルを廃止したのは当然と思われる。「人生は旅行」の言葉は聞いたことがないし、新語・造語にしてもなかなか馴染めないフレーズでもある。一枚のタオルから旅と旅行の違いを思い知らされた。

ここで自分の考えている旅」と「旅行」の違いをまとめてみたい。
BSーTVの旅番組「ローカル線気まぐれ旅」は二人連れの観光とグルメの気まぐれ旅であるが自分の場合は旅の行程が殆ど決まっていない、北海道行き当たりばったりの一人旅であった。最初は野鳥撮影が目的であったが昨年から道の駅スタンプラリーが増え、今年は更に観光しながらの鉄道テーマが増えて、横浜の日常生活の場とは全く違う、現実の生活の場から遊離した、非日常の生活の中にどれが一番の旅の目的なのか、何が目的を達成したのか、しないのか、迷いながらの老いぼれのひとり旅と言えるかも知れない、或いは老いても男の夢とロマンを追い続ける冒険の旅といえるので暴健の旅かもしれない。

今年の自分の「旅行」は「旅」とどのように異なるのか振り返ってみた。
25歳の4月に九州一周一週間のハネムーンは思い出のおぼろの中にあるが今年75歳の4月に石垣・沖縄への一週間のフルムーンは結婚五十年を記念する金婚旅行であった。この旅行のはじまりは二ヵ月前から航空便の時刻表調査から航空券の予約、観光目的地のホテルの予約、石垣島ガイドさんの予約、沖縄の五日間のレンタカー予約など旅行の始まりは予約が始まりであった。旅行に行く前から行程表作りから楽しみが始まるのが旅行である。
今年は
「気軽に、気楽に、身近に温泉」365日同一料金・朝夕バイキング・夕食のアルコール類飲み放題、バイキングプランの伊東園ホテルズに宿泊する旅行に3回行った。
正月は熱海の岩盤浴と温泉の伊東園ホテル熱海館、5月は花火の日に熱海ニューフジヤホテル、8月のお盆休みの週に善光寺参りと信州・戸倉上山田温泉のリバーサイド上田館と翌日は白樺湖畔の白樺湖ビューホテルに宿泊、どのホテルにもあるカラオケと卓球など孫どもは行く前から楽しみにしていた。
旅は行き当たりばったりがある迷いながらの行程があるが旅行は計画の段階から複数の家族が旅行の楽しみが味わえる迷いのないものである。

牛に引かれて善光寺は昔話、三回目は思い出に惹かれて善光寺参りの家族旅行

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雨の善光寺参り、8月17日の本堂前の盆踊りの櫓と提灯飾り

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善光寺本堂、旅行は雨でも行程は予定通り進むので平日でもお参りの人が多い、娘から善光寺「爪彫り阿弥陀如来さま」の有名な目のお守りを授かってもらった。この旅行は往復とも車の二列目の座席で観光であった。

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善光寺本堂の説明板、本堂の歴史と本堂床下の45メートルの真っ暗闇の回廊「お戒壇めぐり」の説明がある。3回目のお戒壇めぐりであったが今回も暗闇の中にある錠前に触れることが出来なかった、連合いは今回も触ったと自慢していた。触れるコツは暗闇の中では手に触れる壁から一度も離れないことである。江戸っ子は気が短いので45メートルも人込みで混雑する暗闇の壁に触り続けることは出来ないのである。

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善光寺の次は明治33年に開業した姨捨駅舎を昭和9年当時の二代目駅舎をイメージしてリニューアルした現在の駅舎、来駅記念入場券

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宿に行く前に姨捨伝説の姨捨駅の入場券をゲットする

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姨捨駅のホームでは撮り鉄ちゃんがスイッチバックの写真を撮りに集まっていた

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姨捨駅から撮影した「姨捨の棚田(田毎の月」、今年の中秋の名月は9月27日、好天ならば姨捨駅はフルムーンの名月を見物に来る人で賑わうことであろうか、水田に水がない時分では田毎の月はないだろうと他人事に思う

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雨が止んで宿泊したのは、伊東園ホテルズの365日同一料金・バイキングプラン、飲み放題の一泊二食7800円(消費税・入湯税別)のリバーサイド上田館、善光寺詣りの精進落としの湯として、古くから親しまれてきた戸倉上山田温泉の風景

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リバーサイド上田館の展望風呂、外は千曲川河畔

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美人の温泉に癒され、展望風呂から千曲川河畔の風景に包まれる宿であった。

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晴天の翌朝は来年の大河ドラマ「真田丸」ゆかりの上田城見物、天守閣は現存しないので見学は左側の南櫓から入り、中央の復元された東虎口櫓門と右の北櫓に陳列してある上田城の遺跡瓦などと火縄銃などの武具を見物、見所は櫓門右手の巨大な石垣の真田石

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本丸跡は芝生の広場、建物は東虎口櫓門・南櫓・北櫓・真田神社・西櫓の上田城址

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二日目に宿泊した白樺湖畔にある白樺湖ビューホテル、ここも伊東園ホテルズの系列、リバーサイド上田館と同一料金・同一条件の宿泊であったがバイキングも温泉もこちらの方が劣るようである。

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白樺湖ビューホテルの温泉、両サイドの壁側から温泉が流れ出ているが自噴の掛け流しではない、引湯するには遠い芹ケ沢温泉から運ばれた温泉を循環ろ過している。 

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壁際からざあ~ざあ~と浴槽にお湯が流れ落ちるのは循環ろ過の湯である

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掲示してある元湯の温泉分析書元は芹ケ沢温泉だが循環ろ過している条件(加温・消毒剤など)が不明である、翌朝は肌の弱い、アレルギー体質気味の娘の顔が赤く腫れたのは塩素系の消毒剤が原因とみられる。

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国宝・松本城、左の赤い橋は埋橋、右端の赤い欄干は月見櫓

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天守閣からの赤い橋(埋橋)

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娘の家族5人とも国宝松本城の見物は初であるが娘は幅広の帽子にサングラスを掛けての見物であった。翌日近所の皮膚科の治療で三日後に全治したが、今後は循環ろ過の温泉は注意が必要である。
夫婦ふたりの温泉旅行は日本の秘湯などに行くが孫夫婦と一緒の時は料金が安い伊東園ホテルズが多い、今回は温泉の当たり外れを経験した家族旅行であった。

 

 

 

 

 

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