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2015年10月 7日 (水)

鵲が棲息する日高本線勇払駅前

 昔+鳥=鵲=カササギ、サギと名が付くがカラス科の仲間である。佐賀県ではカチガラスと呼ばれて県民に親しまれ、佐賀県の県鳥となっている。佐賀県の県庁所在地は佐賀市であるがカササギの県鳥所在地は国の天然記念物指定地区だったが平成27年3月に佐賀県が発表したカササギの生息域の調査結果は天然記念物の指定範囲や県境を越えて進行し、現在の生息域はかつてカササギが生息していなかった福岡県玄界灘沿岸、長崎県東部、熊本県北部、大分県西部にまで広がっているようです。

2009年と10年の高速道路が土・日に上限千円の乗り放題の時代に鹿児島まで一週間の野鳥撮影に行った時期(11月~12月)があった。目的の一つは20年以上連続で薩摩川内市高江町に渡来して来たカラフトワシの撮影であった。カラフトワシの撮影後は川内川下流域の長崎堤防を走り、河口域にある隣町の久見崎町の九州電力川内原発、原発神話が崩れた状況下で全国で1番目の8月に1号機を再稼働、全国2番目の10月15日に2号機が再稼働予定となっている。海に向かって建っている二つの大きな原発の実物大原子炉模型を見学させる施設として川内原発展示館がある、この展示館の周囲にある「みやま池」でオシドリの群れを撮影後に川内から八代まで第三セクターの肥薩おれんじ鉄道沿いに北上して鹿児島県出水市のツル観察センターでナベヅルなどの撮影、稀に越冬に渡来して来るソデグロヅルやアネハヅルなども見られる、この後はおれんじ鉄道の終点(起点)の日本では八代市の球磨川河口干潟でしか見られないオオセグロカモメの探鳥(干潟の出るタイミングを事前に調査が必要で二年間二日間ではまだ見たことがない)、この後は熊本県北部から佐賀県に入り、ナビに有明佐賀空港をセットした時に空港近くに天然記念物カササギ生息地があったので寄って見たが松林には昼間なのかカササギは留守であった。佐賀空港から有明海の干潟よか公園に向かう途中の農家の庭と畑でカササギを発見したことがある。本場のカササギを見た!撮った!のは北海道のカササギよりも後の祭りであった。この後に与賀公園の干潟でツクシガモなどを撮影して、その後に移動した吉野ケ里遺跡を見物中に復元された建物の屋根に見つけた、カササギをここのスタッフが白いカチガラスと呼ぶのを撮影した。魏志倭人伝にも倭国には鵲はいないと記され、女王卑弥呼の時代には日本には生息しておらず、16世紀末に秀吉が朝鮮出兵を命令した文禄の役・慶長の役に朝鮮に渡った北九州の大名達が鳴き声がカチカチと聞こえる、縁起の良い鳥として帰国時に愛玩用に持ち込んだとものが佐賀平野の狭い範囲に生息する国の天然記念物となったのがカササギであるといわれている。九州の野鳥撮影旅の殿(しんがり)は福岡県、博多方面から今津橋を渡ると、今津湾に流れ込む瑞梅寺川河口にある干潟と中州にはアシ原と泥質の干潟、周囲には蓮田・水田・畑などの多様な環境に集まる野鳥が目当てである。瑞梅寺川沿いの電柱にもカササギがいた。博多湾長浜海岸の元寇防塁遺跡がある松林にも観光と探鳥で巡った。九州とのお別れは太宰府天満宮にお詣りして九州道・中国道・名神・東名を走り、土日に出発して一週間後の土日に帰浜する高速道乗り放題千円のカササギ絡みの二年連続九州旅が終わる思い出話である。一週間振りのブログで前書きが長くなる悪い癖が出た。m( _ _ )m

道の駅ウトナイ湖から南へ約10km、苫小牧駅から日高本線を東方向へ約15kmところに苫小牧起点の日高本線二番目の駅、無人駅の勇払がある、無人の駅舎側には日本製紙の勇払事業所がある、線路を隔てた反対側に勇払小と勇払中が並んでいる、この無人駅舎周辺の林にカササギが棲息している、付近の木々や電線にカササギがたむろしているのをよく見かけるので毎年帰浜する最終日にはカササギの撮影場所にしている。

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日高本線勇払駅(無人駅) 30m左奥に一面一線のホームがある

 

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苫小牧始発5:47、勇払発5:59 キハ40-358ディーゼルカーが到着したが乗降客は零であった

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隣駅の浜厚真に向かう車両の後尾日高本線のカラーマーク優駿が目立つ、進行方向左の道路側に勇払小と勇払中がある。襟裳岬手前の様似まで約150kmを太平洋沿岸を走り、沿線の日高町や新冠町はサラブレッドの牧場があり、日高本線の列車のマークは優駿となってている。

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ホーム側からの待合室の入り口

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日高本線は2015年1月8日に起きた高波による土砂流出の影響で、鵡川駅 - 様似駅間が不通となっている。列車が運行されているのは苫小牧駅 - 鵡川駅間のみで、鵡川駅 - 静内駅間および静内駅 - 様似駅間は代行バスが運行されている。勇払駅の時刻表と代行バスの乗り継ぎ時刻表、日高本線約150kmのうち、運行されているのは30km、区間の1/5のみ列車運行となっている。

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苫小牧方向に見える赤い煙突は日本製紙の北海道工場勇払事業所

 

 

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苫小牧行上り列車が到着するまで40分以上時間があるので、この間に勇払駅付近の勇払開拓使公園を散策

 

 

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北海道指定文化財 史跡「開拓使三角測量勇払基点」が画面中央にある

 

 

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上り始発6:43苫小牧行には高校生が3,4人乗車した

 

 

 

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鵡川発6:25 勇払発6:43 苫小牧着6:54のキハ40系352の発車

 

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苫小牧に向かうキハ40-352のワンマンカーホームを離れる、左手の道路を隔てた広大な敷地は日本製紙の北海道工場勇払事業所がある。

カササギは北海道の室蘭市や苫小牧市でも生息している。北海道のカササギの渡来経路は不明と言われるが、一説によると苫小牧港に入港する韓国の貨物船で持ち込まれたという説がネットにあった。

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曇天の日に勇払駅周辺の電柱のカササギ、撮影日は7月14日

 

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勇払駅周辺の電線にとまるカササギ

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電線からの飛び出し

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日本製紙の野球場金網フエンスのカササギ

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カササギの飛び出し

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駅近くの緑地で採餌のカササギ、カラスのように群れではなく、番での行動が多い。

カササギは、地上ではケラ・ハサミムシ・コオロギなどの地面に生息する昆虫の捕食、穀類や昆虫、木の実などを食べる雑食性である。

 

 

 

 

 

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