さくらの滝のサクラマス遡上
歳をとる毎に忘れ物や忘れ事が多が多くなる、先日は歯科(桜デンタルクリニック)の予約日を忘れたり、先週は新橋駅前地下街にある義弟のお店(おふくろ)の開店50周年記念祝賀会の案内状が往復ハガキで来たが参加の返信をした後に、その案内状をその時に読んでいた本の栞にしてしまい、日にちの確認した時は本の栞に入れた事を忘れ、思い出した時は日にちが過ぎていた。とんでもないミスで親戚までも迷惑を掛けて仕舞った。今日は忘れ物の話です。
夏の北海道から帰浜してから既に3ヶ月を経過する、2,3日前のTVのニュースでは北海道では雪が降っていた。この3ヶ月間は一度も野鳥撮影に出掛けていない、最大の理由は加齢による白内障の進行による視力の低下(老人性白内障)にある。例年ならば9月中旬~下旬の信州白樺峠のタカの渡り、9月下旬~10月上旬の渥美半島の渥美の森や伊良湖岬・恋路ヶ浜などへのタカの渡りをブログに貼っている頃。地元では毎年鳥友から情報を戴く馬入川のコスノビなどを思い出す。TVニュースで北海道の雪を見て思い出したのがサクラマスの遡上。
今年も北海道で野鳥撮影のかたわらに毎年撮影している、さくらの滝のサクラマスの滝登りが忘れていた忘れ物のブログです。撮影日は七夕の7月7日
国道334号を知床方面から「さくらの滝」の清里町へ、釧網本線沿いに走る道道1115号摩周湖斜里線を移動中にフロントガラス越しに百名山のひとつ、斜里岳を写す、清里町に近づくにつれ斜里岳が大きく立派に見える
清里町は日本有数のジャガイモの産地、清里町焼酎醸造工場のジャガイモ焼酎が特産品、じゃがいも畑の花が咲き始めていた。さくらの滝の8km手前にある道の駅「パパスランドさっつる」に寄るとジャガイモ焼酎がお土産に並んでいた。パパスとはスペイン語のジャガイモ、この道の駅は知床と阿寒の中間に位置し手前の道の駅は「しゃり」、「パパスランドさっつる」の次の道の駅は「摩周温泉」と美幌峠方面は「ぐるっとパノラマ美幌峠」、この三ヶ所の道の駅はスタンプラリーで押印している。
道の駅「パパスランドさっつる」から道道1115線を約5kmを進み、左折して約3kmで斜里川のさくらの滝に着く
さくらの滝の横から跳ね上がるサクラマスを撮る、滝の中央付近に緑がかった色の滝に焦点を合わす。渓流の女王といわれるサクラマスのハイジャンプ
さくらの滝の手前にハネ上がるサクラマスは滝越えは出来ないが迫力満点、何回も何回も滝越えに挑戦するそうです
サクラマスとは渓流の女王といわれるヤマメが海に下り大きく成長して再び産卵のために川にもどってくるサケ科の魚、これだけ大きな滝をジャンプする場所は世界的にも珍しいそうです。
この滝は春には桜が咲き6月下旬~8月上旬頃まで約3000匹が遡上して来るそうです、撮影日の頃はまだ銀鱗が目立つが、産卵が近づくと婚姻色のサクラ色になるようです。
滝の上からの撮影 位置を変えてみた、滝越えの瞬間はなかなか見られない、滝を超えたサクラマスの瞬間を撮ってみたいが・・・
毎年感動しながら滝越えを撮影している。ハイジャンプの力強さとタイミングと滝の場所が良ければ滝越えに成功するがその数はわずかですのようです。野鳥撮影は早朝が良いがこのサクラマスの滝超えは午後からの方が数多く見られて良いそうです。
今頃は産卵を終え、他のサケ類と同じように、命を次の世代に引き継いでいると思われサクラマスでした。
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