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2015年12月 6日 (日)

島梟の撮影用ストロボを断捨離(ストロボ禁止の鷲の宿は?)

Sb800

野鳥撮影でストロボがおおぴっらに使用出来た場所は北海道・羅臼の民宿・鷲の宿で のシマフクロウ撮影でした、2006年6月に初めてストロボ撮影したシマフクロウの写真と最後のストロボ撮影が禁止される前年の2010年3月が最後のストロボ撮影でした。2011年4月以降は明るくなった投光器のお蔭でストロボなしで、誰でも易しく撮れるシマフクロウの撮影が出来るようになったが当初は投光器の照明色に難点があったと思います。

 

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基本的にはシマフクロウ撮影用に購入したNikonのストロボ(スピードライト)SB-800を2台とスピードライト・コントローラーSU-800の合計3台を処分しました。ストロボは

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最初購入した新横浜のビックカメラの買取り部門に現物を持ち込みま したが、見積もり価格が事前に調査した情報よりも買取り価格が安いので他の買取り屋に写真を送り、ネットで価格の査定を依頼したところ、三台とも一台7600円の査定額でした。「高く買い取るドットコム」の地下鉄ブルーラインの 新羽駅に近くにある横浜営業所に持ち込みその場で現金化しました。写真Dscn7808_24枚のうち、上の三枚はSB-800、いずれも購入時の箱とケース付きです、屋外で使用したのでバウンスアダプターなどは一回も使わず包装のままでした。スピードライトスタンドは池の近くに三脚を立て、その上にスピードライトを装着する時に使用。三枚目の写真は5本目の単三電池を入れる増設バッテリーパックSD-800です。電池5本にすることで発光間隔を短縮することが出来る、ニッケル水素単三電池で約3秒になる。4枚目のSU-800ワイヤレス・スピードライト・コントローラは二台のストロボのリモート発光で使用したが1度しか記憶がありません。SB-800とSU-800は取説をろくに読まずに撮影現場に行きましたので、2台とも使いこなせずに、ストロボの所有を断つ、夜間撮影を捨てる、シマフクロウから離れる、断捨離で手放すことにした。SB-800は生産中止となり、後継機のSB-900が。8万円前後で発売されましたがSB-800はアマゾンや楽天の中古品市場では2万~5万円で販売されているようです。ストロボ撮影にはこの他にはストロボ用三脚、単三電池増設パック、5mの延長コード二本など総額20万円以上投資しましたので使用回数から判断するとレンタルでよかったと反省しています。

最初の三枚は2006年6月11日にシマフクロウはもとよりストロボで初見・初撮りの思い出の写真となっている。

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川岸に沿って車5~6台位が置けるポジションにべテランはストロボ用置台や三脚を常設している模様である。自分はカメラにストロボ(ガイドナンバー105mm時56)を直付けして撮影したが、初年度はストロボ1台のため、全て光量不足とカメラ直付けにより、シマフクロウが赤目になる。経験者はストロボを外付けで被写体に近づけたりシマフクロウの目に直接光が行かないように二灯以上のストロボを使用していた(2006年6月11日撮影)

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2006年6月初めて撮影した木どまりのシマフクロウ 

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2006年6月シマフクロウ♂親が赤目になったので当時はブログに貼れなかった失敗作が沢山在庫にある、今となっては二度と撮れない貴重品。ストロボ撮影の最大の失敗はストロボの充電時間約3秒が待てずにシャッターを切るので真黒な写真が続出、シマフクロウのシャッターチャンスと同調させるのが難しかった。昼間の野鳥撮影はいつも鳥の動きに合わせて連写、その癖が夜間撮影に出てしまう始末。

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2010年2月ストロボ撮影の最後となったチトライ川の川岸の木から飛び込んで来たシマフクロウが池の縁に着地寸前、バスの中からの撮影

 

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2010年2月投光器による光の影とストロボが撮影のシマフクロウ 

 

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20010年2月 餌の魚を咥えてお持ち帰りの飛び出し、以上の写真が探鳥記のシマフクロウ初年度(2006年6月)とストロボ撮影最終年(2010年2月)の写真です。以下は年代順に2007年から2009年までの写真です。

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二年目・二度目の羅臼・鷲の宿、初めての冬のシマフクロウ、2007年2月18日撮影、雪山の中にクマと見間違うようなクマフクロウ? 

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2007年2月18日二度目の鷲の宿、雪の中に冬用の小さな池の脇でお手伝いさん、ヘルパーのシマフクロウ、光量不足とカメラにストロボ直付けによる赤目になった。エンジンを止めた車の中で震えながらの撮影

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三年目の2008年2月26日 雪と木どまりのシマフクロウ

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上と同じ日の左ヘルパー 右親の♂、手前が魚を入れる小さな池、撮影年度のブログではシマフクロウの番と間違えたことがある。隣の人の言うことを鵜呑みにしたのが間違い、これは島梟の親子

 

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2008年2月25日冬用の小さな池のヘルパーの魚とり

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嘴に咥えた後に飲み込む、飲み込み後に旨そうに目をつぶる

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2008年2月、雪の中の採餌池の縁で巣にエサを持ちかえるヘルパー

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2008年6月16日の採餌池の様子

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二台のSB-800ストロボでの撮影、冬は足元が危ないので三脚に乗せたストロボの調整は難しいが夏はストロボの向きや照射角度などの調整が比較的出来るようになった。

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2008年6月16日

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2009年2月11日 冬用の四角い小さな池の縁

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この年の冬は川の水が少なく、冬用の四角い小さな採餌池であった

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金色の足環はヘルパー、青い足環は親の♂

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 009年2月11日 赤目に写ったシマフクロウのヘルパー、ストロボ撮影5年間の初夏と冬のこのようなストロボ撮影の失敗作はブログに貼らなかったが、今となっては北海道の思い出の一つである。

2015年12月5日朝日新聞デジタルの記事です「野生シマフクロウあえて公開 知床、観察と保護共存へ 」この記事(抜粋)は最近の鷲の宿の状況と思われたので鷲の宿に電話して確認をしました”

北海道世界自然遺産・知床で、絶滅危惧種シマフクロウを来訪者に見せる試みが始まった。保護すべき生物をあえて見せることで、知床の自然への理解を深めてもらおうと、地元観光協会が動いた。環境省は「めったに人目に触れることのない希少種を見せて保護、啓発につなげようとしている非常に少ない事例。良い方向に進んでもらいたい」と見守っている。

知床半島の羅臼町を流れるチトライ川。日没から間もなく、川沿いの民宿「鷲(わし)の宿」隣の小屋で、家族連れらが薄明かりに照らされた川面を眺めていた。知床羅臼町観光協会の佐藤紳司さんが説明した。

知床羅臼町観光協会は、知られてしまった出没地を「保護と観察の先進地に」と昨年から動き始めた。野生動物への給餌は専門家の間でも意見が分かれるため、シマフクロウを人慣れさせず、野生の捕食能力を失わせない程度のエサのやり方をめざした。

 簡単には捕食できない給餌池にした。エサのヤマメが隠れる石を置き、放すヤマメの数も減らした。川面を照らす明かりも工夫。シマフクロウが活発に活動を始める夕暮れ時の照度にした。

 人の行動も制限した。必ず小屋の中から観察し、小屋から出る時は決まった経路を歩くよう徹底。その結果、シマフクロウは長く姿を見せるようになった。

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(画面右端が民宿部分、中央が新設された暖房が入る観察小屋、左端には昔からの撮影用のバスがあるが写真には入っていない)

 環境省釧路自然環境事務所野生生物課の藤井好太郎課長は「最大限配慮された取り組みではないか。保護の結果、シマフクロウの個体数は少しずつ増えている。これからは人との関係を個々の場所で考えていかなければならない」と話している。(神村正史)。
朝日新聞デジタルの12月5日の記事より一部割愛して抜粋しました。

鷲の宿の女主人・川村千恵子さんに3年ぶりに電話して本件の裏をとりました。
ストロボ禁止後も川岸に車を並べて自分も撮影した経験があるのでそれらを確認すると現在は

①川岸に車を置けなくなり、バス(従来通り、鳥撮り屋さんに人気あり)か新しい観察小屋(30人)か民宿(元々は自宅)での撮影になった。
②LED照明投光器を設置された名古屋から来られた羅臼町観光協会ボランティアの佐藤神司さんが毎日夕方に来られて、撮影前に観察の注意事項や投光器やカメラの設定などを指導しているそうです。
③シマフクロウも採餌池だけでなく、川の中にも入り魚(オショロコマ・カラフトマス・シャケなど)大きなものは持ち運ばずその場で採食する。採餌池も中に石を置いてヤマメを簡単に捕れないようにしてあるので滞在時間が長くなった。
④年老いた雌は今年の6月頃に落鳥したそうです。
⑤来年2月は予約が満杯になっている。日帰りの観察・撮影はOKだそうです。

12月6日、日曜日の多忙な時間帯に5分以上も電話でお話が出来ました。

 

 

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