琵琶湖・山本山のオオワシの追憶
野鳥ブログにも関わらず、過去半年は温泉や地元のイベントなど野鳥以外のブログで閑話休題。
正月松の内に早朝のラジオで毎年琵琶湖に渡来してくる、オオワシの話題に耳をとめた、今年で18年連続の飛来「オオワシのおばあちゃん」と呼んでいたのである。このブログを回想すると2007年1月4日に琵琶湖の山本山でオオワシを初撮りしたとある、正月3日の深夜に横浜から琵琶湖の湖北まで走り、元気とやる気に溢れていた9年前の回顧である。
九年ぶりに琵琶湖水鳥・湿地センター/湖北野鳥センターのHPにアクセスすると昨年12月8日に初飛来!今まで最も遅い飛来となりました!の説明がある12月8日のオオワシの写真が貼られていた。懐かしさが込み上げてくる。
掲載された記録・写真を使用されたいときには、センターまでお問い合わせ下さい。 このような文言もあるので、湖北野鳥センターに電話してスタッフからこの写真の転載許可を戴いたのである。
2007年1月4日に撮影して1月6日のブログに貼付した琵琶湖で魚を捕獲して山本山に戻る途中のオオワシ♀のトリム、想い出の写真である。
山本山に戻りお気に入りの松の枝に向かうオオワシ、9年前に撮影した時の雄姿、あれから9年連続、通算18年連続の飛来、オオワシも年老いて今では呼び名は「おばあちゃん」とか???この時は5日に尼崎市まで一般道をドライブして園田競馬場隣の公園でヤツカシラを撮影してまた湖北に戻り、オオヒシクイを撮影している、やる気満々鳥撮りのモチベーション最高潮の頃。この1ヵ月後に大洗港からフェリーで苫小牧港へ単独で真冬の北海道撮影旅行。
国道335号(標津→羅臼)国後(クナシリ)国道を羅臼港へ向かう5,6km手前にある松法漁港ではオオワシが木に成っていた。琵琶湖・山本山で一羽のオオワシを追いかけていたのが夢のような場面に遭遇した。
手持ちでオオワシの真下で撮影、とぼけた顔の若いオオワシ?まだ前頭が黒い、飛ばずにカメラを興味深そうに見ていた。
二羽並んで飛ぶ、こんな演技?も見られた
頭が白いのでオオワシ成鳥
ノントリで画面いっぱいの写真も容易に撮れる 松法漁港の岸壁から飛び立つオオワシ、大きな爪から雪が舞い散る 2007年2月16日から4日間も羅臼に滞在したがその理由はこの年は流氷が少なかった!遅かった!来なかった!16日と18日はシマフクロウの撮影に「鷲の宿」に宿泊して翌朝5時に起きて、流氷クルーズに行くのがコースになっているが、17日の流氷クルーズは流氷が羅臼にまだこないので羅臼漁港周辺の近海でスケトウダラ漁の見物で料金は2000円であった。 17日の流氷が少ない海のオオワシ、この日は鷲の宿の紹介で漁師さんが経営する「民宿よね丸」に宿泊 18日は鷲の宿に宿泊してシマフクロウを深夜まで撮影して、翌朝5時には宿を出発して羅臼漁港へ、この日の流氷クルーズは1時間以上も知床方面に北上して流氷を探す 流氷の上にエサの魚をばら撒いてオオワシを誘う、餌の魚をあさるオオワシの群れを撮影する 冷凍の餌の魚を持って移動するオオワシもいる ばら撒いた冷凍魚に群がるオオワシ、流氷クルーズの制限時間は3時間、羅臼港から往復で2時間以上も航海してやっと流氷を見つける年であった。 この年はシマフクロウ・オジロワシ・エゾフクロウ・タンチョウなどの撮影をした、翌年も二月に北海道へ撮影旅に出掛けた野鳥撮影に意欲満々の時期であったと思われる。 閑話休題、野鳥撮影のモチベーション旺盛な頃のオオワシの追憶である。
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