横浜中華街春節娯楽表演
2016年の春節プログラムの表紙です。中開きの2Pと3Pに春節のイベントが記されている。3Pに2月11日(木・祝)、13日(土)、14(日)、21日(日)の4日間に春節娯楽表演が記載されている。今日も2時半から中華街の山下町公園で春節娯楽表演がある。
2016年の横浜中華街春節は2月8日16:00から中華街全域で伝統の獅子舞「採青」が、けたたましい爆竹や太鼓の音が鳴り響く中で行われ・・・3年前にこの「採青」見物の大混雑の中でカメラレンズフードを飛ばされ、紛失した苦い経験がある、今年も各店舗が商売繁盛を願って店先に吊るした採青を獅子舞が取る様子を撮ることはやめたが、3年前の張海輪の変面の妙技を思い出して、11日午後2時30分からはじまる山下町公園の春節娯楽表演に張海輪の変面を目当てに出掛けた。
春節娯楽表演の主催者である横浜中華街発展会協同組合の司会者が演技を始める前に中国雑技王の張海輪(ちょうかいりん)のプロファイルを紹介した。数年前にTVでサントリー燃焼系アミノ酸飲料シリーズ・CM出演して軽業の演技「フラッグポールを登るサラリーマン」で話題になったのがこの張海輪である。仮面が次々に変面する超絶技と言うのか、瞬間芸の仮面の色が変わる「変面」 (へんめん)芸を見てきた。
娯楽表演は関帝廟通りにある山下町公園で午後2時半開始であったが小さい公園の椅子席は午後1時には会場は満席、舞台の右端角の位置で開演まで1時間半立って待つ、11日は天候が穏やかな祝日で良かった、1時間半も立ちん坊で待つ身には辛かったが場所取りとはこんなもの。
爆竹と銅鑼・太鼓の音とともに横濱中華學院の卒業生、校友会の若者による元気な龍舞がはじまる、横濱中華學院の濱と學が旧漢字が中華らしい
狭い特設舞台を駆け回る、左後方の横濱媽祖廟の欄干の上にも大勢の観覧者が見える、司会者からも欄干で見物する人に怪我のないように注意の呼びかけが何回もある、立ち見している右の民家の塀に乗らないようにとの注意もある。
太陽や月を表すと言われる縦横に打ち振られる玉を追いかけまわす、龍舞の龍の長さが伸びたり縮んだりしながら玉を追いかける
横濱中華學院校友会の獅子舞は見応えがあった。
二番目の演目は司会者が日本しゃききょうかいと紹介されたが音声で「しゃききょうかい」の中国武術と言われても意味不明であった。帰宅してからWEBでその意味を調べた。 “騎射”とは馬上で行なう弓射のことであった。
WEBで検索すると春節娯楽表演に出演しますとある。
日本騎射協會は春節娯楽表演・中国武術で参加します。☆日本と中国を代表する武術家たちが、流儀流派の壁を越
(日本騎射協會のHPより)
日本騎射協會のHPより転載
沈 剛 (ちん ごう)老師
中国上海市出身 太極拳歴41年
1975年呉式太極拳三代目弟子の呉英華、馬岳梁師より
[著書]太極拳で強くなれる!最強呉式太極拳の戦闘理論
司会者の紹介で著名な中国武術太極拳の剣豪?であった
数々の太極拳大会で優勝していると司会者の紹介があった
日本騎射協會のHPより転載
廖峰(りょうほう)老師
中国武漢市出身。正統陳式忽雷架 第五代伝人 太極拳・
中国武術六段 /陳式太極拳第十二代門人/四十八式太極拳第一代伝人/
3番目のプログラムは神技(中国雑技)の独楽回し、神技とは?
最初は中国雑技の独楽回し、張磊(ちょう らい)
3年前に設立した会社が株式会社オフィス神技、その代表取締役が 張海輪です
次から次へと変面が続く
何色変わったのも分からず、
D7100 レンズ24~120mm 1/1600秒で撮影しても変面の瞬間は分からず仕舞い
手に持つ傘や扇子などの動きも怪しいが・・・・
変える素振りでは変えず、変わらないと油断していると変面する
最後に得意満面な素顔、観客席からもう一度変面と声がかかる、この顔は変わらず。
株式会社オフィス神技:代表取締役 張海輪のご挨拶
日本の文化や人柄、景色が大好きになり、来日して10年以上経ちますが、全国津々浦々、数々の公演を行っているうちに その気持ちがますます強くなりました。いろいろなイベントで会う方々はどなたも親切で、温かい出迎え、応援をして下さいます。日本の皆様に感謝をお伝えしたい、もっと多くの方々に出会い、私たちのパフォーマンス・中国伝統の技を見て、喜んでいただきたい、 その思いから「オフィス神技」を設立し、今日に至りました。 これからも中国伝統の芸術・技を皆様にたくさん披露できるよう、日々練習を積んで参りますので、ご支援を宜しくお願い申し上げます。 (株式会社オフィス神技のHPより転載)
張海輪の変面の次は張磊(ちょう らい)の一輪車
高さ2メートルを超える一輪車に乗りながら、片足でお碗を何枚も蹴り上げ、頭にのせる芸当。
最後にはスプーンと蓋を同時に蹴り上げ、スプーンをお碗に入れた後、蓋をするという離れ業も。最後の蓋がつま先にあるがこれも見事にコップに蓋をする妙技の一輪車(いちりんしゃ)の 張磊 ( ちょうらい)の演技に魅了されました。
15時20分~40分は4番目の演技、横浜中華学校校友会国技団の舞踊と獅子舞
6名の女の子による中国の曲の音と中国舞踊が耳と目に映る
目の前にある舞台の更に上に作られた壇上での獅子舞は迫力満点!
後足の人が前足の人を担ぎ上げる重労働?で獅子が高くなる
カメラに近づく!
獅子舞のサービス、舞台前の観客席に頭を咬みに!初詣で獅子舞に頭を噛まれると、魔除けになり、一年をより良く過ごすことができる。子供は頭がよくなるとか。
舞台の上で雌雄?二頭
獅子舞終了の挨拶、これでお仕舞!今日の写真は枚数が多いので50Kbのリサイズです。
15:40頃に第一部の娯楽表演は終了、第二部は16:00から椅子に座っている人は総入れ替え制とアナウンスの声に、少ない後ろ髪を引かれながらJR石川町方面に向かっての重い足取りでの帰宅、3時間以上も立ちん坊で3台の撮影で忙しくくたくたであった。
機材はコンデジ、D7100 24-120mm、SONY HDR-PJ800、ハンディカムは自宅のTVで家族サービスでした。
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