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2016年3月 3日 (木)

港北三曲会

 今年も時のうつろいは早く今日は「♪うれしいひなまつり」の弥生3月3日となった。スギ花粉が飛散する今日この頃は花粉症を患う者としては悲惨な毎日を過ごす、閉じこもり症候群がますます加速する。「♪うれしくない避難まつり」である。そんな日々をおくる弥生3月に徒然なるまま、先日の28日(日)大倉山観梅会の写真をまとめてみた。題の「港北三曲会」とは観梅会の邦楽鑑賞会に出演した横浜市港北区三曲会(筝曲・三味線・尺八)から頂だいした。

 

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2月28日(日)のステージ
11:00~  港北三曲会(筝・尺八等の演奏)
12:00~  港北芸能協会(日本舞踊)
13:00~  港北三曲会(筝・尺八等の演奏)
14:00~  港北芸能協会(日本舞踊)
15:00~  港北三曲会(筝・尺八等の演奏)

三曲会は箏と尺八、三味線はなかったが箏より大形の十七絃の低音の魅力が聴けた

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東屋の梅林内ステージを梅林入り口の階段から撮り下ろし

毎日観ているTVの時代劇では箏はお姫様、百八は虚無僧の奏でるものであったが、観梅会のステージでは昔のお嬢様と昔の若者が立派な名前で出演していた。

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一.星のみずうみ 第一箏 外山 香、第二箏 塩澤真里緒、一七絃 渡邉勝代
尺八 藤井誠山 根本貴凛


司会者の説明で低音域を担当する楽器として宮城道雄が開発した多絃箏(絃が13本よりも多い17本の箏)、十七絃の簡単な説明があった。

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司会の永井文琴佐さんは二、「六段の調」と五、「春のうた」でも箏の演奏をしました。

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二.六段の調 八橋検校作曲 箏替手 渡邉勝代 箏本手 永井文琴佐

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二.六段の調 尺八 宮澤 徹

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三.もののけ姫 箏 網野日左江 一七絃 田中美智子
尺八 梶 疏江山 鈴木寂宇山

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四.シルクロード 喜多郎作曲 
尺八Ⅰ 根本貴凛 鈴木涼雨山 鈴木寂宇山
尺八Ⅱ 梶 疏江山 宮澤 徹 藤井誠山

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五.春のうた 箏Ⅰ塩津真里緒 箏Ⅱ永井文琴佐
尺八 鈴木涼雨山 根本貴凛

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六、北海民謡調 箏高音 外山 香、箏低音 網野日左江
一七絃 田中美智子、尺八 鈴木寂宇山、 
梶 疏江山

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六、北海民謡調を演奏する白梅越しに撮影した三名の筝演奏者、ピントは白梅

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演奏終了後に重そうに一七絃を運ぶ演奏者、一七絃の全体的な構造は通常の箏と同じであるが、全長約210cm、幅約35cm、重量約8kg(通常の箏は全長約180cm、幅約25cm)と一回り大きい。楽器の機構において通常の箏との最大の相違点は、奏者からみて右側の絃の留めかたである(出典:ウィキぺディアより一部抜粋)

邦楽の演奏はこのような観梅会などでしか聴く機会がないが音痴にも演奏曲目と箏と尺八の合奏が約1時間琴線に響くものがあった。この後に12時から港北芸能協会の日本舞踊が始まったがその写真日記は後日としたい。

 

 

 

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