野鳥撮影で勉強になる森と水の郷あきた「あきたもりづくり活動サポートセンター」HPの 100万アクセス記念 特集「野鳥シリーズ」
http://www.forest-akita.jp/data/bird/bird-top/bird-top.html
野鳥シリーズ② 広葉樹の森に棲む「火の鳥」・アカショウビン(森林) を拝見して明快な解説と地元の写真家の撮影した華麗なアカショウビンに魅かれ、触発されてハードデスクに保管してあるアカショウビンの写真から、数年前に道南に渡来直後のペアの巣作りの様子を纏めてみました。クマゲラやアカゲラなどのキツツキ類と異なりアカショウビンは柔らかい朽ち木でもあまり巣穴は掘りません。古い巣穴を見つけて手入れしてから営巣します。
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幻想的な緑の園の赤い鳥、アカショウビン・ペアのクチバシは二羽とも嘴が穴掘りの木くずで汚れています。ペアが共同作業で愛の巣作り中の記録です。胸と腹の色の濃淡の違いから色が淡いと思われる手前が♀ 上♂と思われます。

上の♂と思われる視線の方向に朽ちた木に古い巣穴が大小数か所、掘りかけと思われるのもあります。

キツツキ類が開けた古い巣穴?にクチバシを入れて小さな巣穴を大きくしようとするアカショウビン、尾羽で体を支えて懸命な穴掘り作業に見えますがキツツキのようにハンマーのように嘴は使えず、ただ咥える作業だけでは巣穴の拡張ははかどりません。

3m位離れた止まり木からこの朽ちた木の古い巣穴に飛んできての作業です。巣穴からクチバシを出すと木くずが飛び散ります。

木くずを飛ばしながら、いったんペアの相手が待機する近くの止まり木に戻ります。

止まり木に巣作りペアの相手が待っています、巣穴リフォームの進行を見守っているのでしょうか?

穴掘りの木くずを咥えています、穴掘り作業を頑張っている証拠を見せているようにも見えます。

また巣穴のリフォームに飛んで行きます

これは♀の穴掘り作業かな?

この中古住宅は小さすぎるようです?

カワセミの親類のアカショウビンは啄木鳥類のように簡単には穴は彫れないようです

それでも木くずを飛び散らかしながら止まり木へ休憩に戻ります

3m離れた止まり木に戻る、アカショウビン・ペアの嘴は二羽とも作業直後のように木くずが付いていますのでペアの共同作業です、ペアが待機する場所もより朽ち木に近い場所に移動しています。

左は胸の色が濃い戻って来た♂、右は胸の色が♂よりも淡い、待っていた♀のようです。

また♂が穴掘り作業に後ろの枯れた木に飛んで行きます、♀よりも♂の方が回数が多いがペアで百回以上往復していました。

別の巣穴跡にも興味があるようです

別の数か所の古穴も試し掘り

穴掘り後にいろいろなポーズを見せてくれます

こちらの小さな穴にも興味があるようです

全身がスッポリ入る大きな巣穴にも中古住宅見学会のようです

いろいろな巣穴跡を試し掘りして止まり木に戻って来た、巣穴が決まり万歳なのか?それともお手上げなのか?

時々朽ちた木の周囲を眺める暫しの休憩

突然!大きく嘴をひらいてキョロロロ・・・キョロロロ・・・

カラスが近くに来たのか「ケケケ・・・」と威嚇のポーズ

巣穴掘り中の朽ちた木をバックに左♂ 右♀ の記念撮影
アカショウビンのペアによる早朝4時から9時40分までの巣穴跡のリフォーム作業でした、この後はクマゲラの情報を隣で撮影しておられた札幌の人から教わりここから移動してしまい、残念ながらその後の様子は記録がありません。未完のままです m( _ _ )m
アカショウビンが渡来したのは5月下旬、撮影は6月上旬でした。
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