水場の琉球赤翡翠(リュウキュウアカショウビン)
前回の北海道でのアカショウビンの巣作りを撮影した一ヶ月後に今度は宮古島のリュウキュウアカショウビンを撮影しました。野鳥撮影をはじめて4年目、目標の四百種を目指して東奔西走していた野鳥撮影のモチベーションが最高潮の時期です。
「空飛ぶ宝石」といわれるカワセミで野鳥撮影に入門してから、バーダーさんに一番人気の「火の鳥」とか「赤い宝石」とよばれるアカショウビンの撮影旅行は新潟県松之山温泉を皮切りに福島県裏磐梯、長野県戸隠森林公園、北海道大沼公園、青森県十二湖、鳥取県八東ふる里の森、長野県栄村などに行きましたがいずれもブラインドなしでの撮影でした。唯一のブラインドを使用した場所にリュウキュウアカショウビンが水場でダイブする様子が撮れる沖縄県宮古島大野山林がありました。
ここはブラインドを張らないと地元の野鳥の会から注意されます、この日は撮影中に池の周りにロープが張られました、カメラマンは二人ともブラインドをしていましたので、マナーの良い人もいますが池の縁までマナーの悪い人が行くのでロープを張っていると説明をしていました。ここのリュウキュウアカショウビンは暗い水場の鳥の水浴びが撮れるがブラインドが必要であると東京から来られた先客の人にも言われました。ブラインド用に持参した幅2m高さ1mの迷彩色の布を出してカメラレンズの前に張り左右の紐を木にしばり、アーミーナイフで縦に二ヶ所切割きレンズを通す穴を二つ作成して撮影開始である。真昼でも暗い場所なのでSSが上がらず、ダイブの写真はボケボケでした。
リュウキュウアカショウビンの尾羽の上の水色は長く大きい様子がわかる
豪快にダイブ
水浴びが好きなリュウキュウアカショウビン
人口池と思われる周囲は南西諸島特有の気根が下に垂れ下がるマングローブの仲間と思われる南国の木にリュウキュウアカショウビンが水浴びに来た。
亜種リュウキュウアカショウビンは南西諸島に広く分布して夏鳥として棲息する。羽色は亜種アカショウビンよりも紫ががった濃い色をしている。
腰の水色も亜種アカショウビンよりも大きく水色が綺麗にみえる
ブラインドしているとこんな近くでも撮れます
ダイブするとこんなみすぼらしい有様になる
身だしなみの手入れ
ダイブする前は大分綺麗にみえる
ダイブ後の倒木の上、ここは水がすくなると町で軽トラに水槽を載せて補給にきます。
太く赤く大きい上嘴の根本の毛が立っている、それとも気が立っている目つきなのか?
なぜ鳴いたのか思い出せない
こんな格好も・・・・
白目をむいてクチバシの掃除なのか?
水場で鳴いた!
それとも水場で威嚇・・・
これは囀りの鳴き方ではなかった
水浴び後の羽繕いは身だしなみの一部
右羽の次は左羽の手入れ、リュウキュウアカショウビンには逆光の中で左羽の手入れが良く似合うと思いました。
苫小牧行のフェリーの中でWebが繋がる時間帯に二日がかりで作成したので構成と文章がバラバラになってしまいました。
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