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2016年4月18日 (月)

日本三鳴鳥・駒鳥の想い出

 ことのほか囀りが美しいといわれる日本三鳴鳥(ウグイス・オオルリ・コマドリ)のひとつ駒鳥を最初に観察したのが群馬県の伊香保温泉近くの伊香保森林公園のオンマ谷でした、ひと昔十年前の出来事です。その後は都内練馬区光ヶ丘公園で撮影中に左足踵の複雑骨折の記録もあります。その左足にギブスを装着して石川県輪島市舳倉島のコマドリと珍鳥撮影の記録もあります。甲斐の柳沢峠茶屋付近の川沿いにも数回の撮影もあります。ここではお立ち台にミルワームでコマドリを誘いますが餌場では尾羽を広げての囀りは見られませんでした。コマドリも○○と太っていました。信州では白駒池や八岳の滝など新緑の中で綺麗な囀りを聴きながらの撮影もありました。いろいろな想い出の沢山あるコマドリの在庫の写真を探してみました。大きく嘴を開けて囀る「ヒン カラカラカラカラ・・・」と馬がいななくように聞こえるようなコマドリの鳴き声、清流での水浴びと羽繕いなど野鳥図鑑にないような写真を選んでみました。

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駒鳥の名前の由来は囀りが馬(駒)のいななきに似た「ヒン カラカラカラカラ・・・」と良く通る声で鳴くことから・・・

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手持ちの図鑑にはこのように「ヒン カラカラカラカラ・・・」12枚の尾羽を広げて囀る写真はありません。この写真は笹薮から出てきた時の尾羽に蜘蛛の巣の糸を引いていました。

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苔むした倒木の上で尾羽を広げて立てて正面向いての囀り

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明るい場所での囀り、ここでは尾羽を広げませんでした

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12枚の尾羽を全開して見せての囀りです、白い下尾筒を直角に立ててます。 

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日蔭の岩の上で囀り直後はまだ尾羽を立てて広げて魅せてくれます

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山道の清流に入る前にエンゼルマーク!水浴びの準備体操かな?

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川沿いの笹薮の中から出てきて採餌後に清流に腹ばいになって水浴び開始

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羽を広げてバシャバシャと水玉をあげての水浴び

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気持ちが良いのか水中で仰向けなり背羽も水浴びが珍しい

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水浴びの最後は気持ちいい!と鳴いたのでしょうか?

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水浴び後の羽繕い

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羽繕い中のアイキャッチ

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背羽まで水に浸かったので手入れも念入りのようです

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更に倒木の上に飛んできてここでも水滴を飛ばしての羽繕いです

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濡れた胸を開襟して黒帯の乾燥です

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最後は尾羽を全開してのストレッチ体操で羽繕いの総仕上げです

十年間十数回のコマドリ撮影の想い出の一部でした。

 

 

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