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2016年6月

2016年6月29日 (水)

アリスイの給餌

 紋別市オムサロ原生花園に建つ流氷岬の看板がかかる枯れ木の古木に今年もアリスイが営巣していました。

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今年はオムサロ原生花園のハマナスやエゾカンゾウなどの花が少ない

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アリスイが餌を咥えてカンバンの裏にある巣穴に飛んでくる

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まだ雛への給餌は巣穴の中で

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撮影位置を変えて、「流」の字の脇に洞の出入り口がある、雌雄が鉢合わせ、どちらが♂か♀かアリスイは雌雄同色

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中で給餌していた方が上に出る

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餌を持って来た方がこれから給餌

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上は飛び出し位置へ、下は洞の中へ

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エサを捕りに行く方向を確認

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周囲を警戒しながら

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飛び出し

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オムサロ原生花園の青空の中へ飛んで行く

2016年6月28日 (火)

コムクドリの給餌

 6月は野鳥の繁殖シーズンにあたり、野鳥の給餌シリーズが続きますが今回は温泉民宿北の大地の近くにある水郷公園の枯れ木に営巣したコムクドリの給餌です。撮影当日はまだ雛が小さいのか巣穴の中での給餌と糞出しに出入りする雌雄のコムクドリでした。

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♂の巣穴への飛び込み

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巣穴から出る前に大声で鳴きます

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糞出しの飛び出し

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フン出しの飛翔

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♂の給餌の時、雛のクチバシのように見えましたが・・・エサの羽との錯覚?

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♀の給餌の飛び込み

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♀の巣穴へ雛への給餌

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巣穴の前の止まり木に♀の飛び付き

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直ぐに巣穴から♂の飛び出し

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♂の飛び出し直後に♀の飛び入り

これらの給餌活動を頻繁に繰り返していました

撮影日6月22日

2016年6月26日 (日)

ハヤブサの給餌

 今は遠い昔となった敗戦後、米国とソ連の冷戦状態を表す表現として盛んに聞いたのが「鉄のカーテン」、ヨーロッパの東西分断を表す言葉でもあった。
現役時代は打撃の神様と言われた巨人軍の川上哲治監督はグランドから報道陣を追い出して取材規制をしていたので「鉄のカーテン」をなぞらえ、報道陣から「哲のカーテン」と呼ばれていた、この哲のカーテン時代の巨人軍は強かったのでV9を達成した。「鉄のカーテン」は西欧と東欧を分断していた、「哲のカーテン」はグラウンドの巨人軍と取材する報道陣を遮断していた。

草のカーテンはハヤブサの営巣場所とカメラマンの視界を分断していた。別名を9(ク)3(サ)のカーテンとも表す。草の陰で給餌すると93%は見えない、見える7%は親の羽か尻尾であった。あるいは稀に雛が見える確率は7%、見えない確率は93%であったような気がする(個人的な感想)。またとないハヤブサの給餌の写真を撮りに来たのにこれでは936(クサル)でござる。

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ハヤブサの営巣場所の前に雑草が繁る、草の後ろにハヤブサの白い雛が二羽が微かに見えるが93のカーテンが全身を隠している(トリム)

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♀親はアカシヤの木にとまり、93のカーテンを閉めた営巣場所を見守っている

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♂が狩りから帰って来たので飛び出す♀

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鳴きながら受け取りに迎える(トリム)

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半開きのカーテンから稀に二羽が見えるとシャッター音が一斉に聞こえる(トリム)

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左端の草のカーテンが無い場所に姿を現したまだ白い雛(トリム)

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餌を持って営巣場所へ(トリム)

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雛が待つ草のカーテンの中へ向かう、陽射しの影が後を追う

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給餌中はカーテンを閉めていますので親の羽以外は見えません、93のカーテンの中を覗いてみたいものです

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給餌が終わると食べきれない得物を持って貯蔵所へ飛び出す、雛が見送る、お腹が空いたらまた直ぐ来てね!(トリム)

93のカーテンを降ろした給餌では万事休す。一番使い勝手の良い、この遠征前に2万5千円で修理して来たD300がSWが入らない故障を起こし、今回の撮影旅の呼称は故障旅と言わざるを得ない。次は何が故障するのか、それとも永年愛用した車のどこが故障するのか?携帯・車・カメラと続いた故障旅が度々あってはかなわない。それに天候にも恵まれず、サロベツ原野は昨日は風が強く、後に雨となり、今朝も寒く気温は9℃、風が吹き小雨も降り出して来た、今日も8時30分から一日中豊富温泉ふれあいセンターで休養日である。

ハヤブサ親子の撮影日6月21日

2016年6月24日 (金)

ヤマゲラの給餌Ⅱ

 6月20日に撮影したヤマゲラの給餌Ⅱです。コメントの返信が五つも一度に新記録でしたが単なる遅れの送れ作業でした。

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♀の給餌

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うざいカラスを警戒しながらの給餌でした。

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♂の給餌、うるさいカラスを警戒しながら~~~

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♂の給餌

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給餌後に巣穴の中に入りお掃除です

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お掃除の飛び出し

2016年6月22日 (水)

クマゲラの給餌

 前回は6月14日に顔を出すようになった給餌の様子で盛んに親が糞出しをしていましたが6月19日の時は雛が積極的に餌を求めていたが午前中の親の糞出し作業は一度もなかった。

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♀の雛に給餌中の♂親をクチバシでつっいて催促する雛の♂

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周囲を警戒してから

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♂の雛に給餌

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またカラスを警戒してから

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給餌

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この4枚は連続撮影

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6月21日旭川から北見へ移動中に北海道エネルギー北見GSで給油中にブログ作成した

撮影日6月19日

2016年6月20日 (月)

春採湖のシマエナガ雛6羽

 5月13日にサクラ撮影で訪問した春採湖を取り巻くような春採公園ですが、この時期は予想外に寒い釧路ではサクラはまだ早く、先に根室市清隆寺の千島桜を撮った帰り5日後の18日にサクラ撮影で再度訪問した公園です。ここは釧路三大桜が見ものでした。今回で3度目の訪問は本来の野鳥撮影です。
6月14日に無事に巣立った北海道だけにいるシマエナガの雛6羽です、撮影日は巣立ちの翌日の6月15日です。親は本州のエナガと違い過眼線がないので顔は白く見えますが雛には過眼線があります。

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雛6羽の不揃いです、二羽はこちら向きで、あとの4羽は向うむきです、これは左端の雛が給餌を受けている状態です。暗い木立の枝葉のしげる青葉の中にいますので青葉の中から覗き見状態での撮影です。

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最初の位置から移動して来た処は寒いのか、6羽いますがこちら向き、あちら向き、向うむきと不揃いの雛たちです、まさしくここでは団子状態です。空抜けの少ない、雛が見える位置に三脚を置くのにカメラマンは苦労していました、この青葉の中に見える位置はせいぜい三脚は三台でした。

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雛の給餌で忙しい親鳥です、おや~ 忙しいのに邪魔してくれるなとでも言いたいような顔でした

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ここでは一羽が向うむきです、給餌に来た親が餌を咥えて今度はどの子かな?

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右から三番目に給餌、他の雛も ちょうだ~い!

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今度は左端の雛に給餌、風で青葉が揺れると緑のカーテンになります。

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やっと6羽がこちら向きに揃いました、右から3羽目は給餌に来た親ですが雛の方が大きい、丸々と太っているのか?毛が長いので大きく見えるのか、親よりも大きくても餌はまだ捕れません。このあとも最後まで覗き見撮影でした。

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三番目に給餌、他の雛は満腹なのかあまりクチバシを開けて欲しがりません

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6羽の合唱団、無事に育つように合掌

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右端の雛に親のフライング給餌?

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こちら向きに6羽の雛が揃いました

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番の親の頻繁に給餌に来るので給餌に無関心な雛もるように見えます、このあとは4回目の給餌場所を移動したので撮影を終了、地元のカメラマンはまだいくえ追っていました。

撮影日6月15日 AM5:30~9:40

2016年6月18日 (土)

道有林のクマゲラ、キキタ君

 蝦夷梅雨とでも呼ぶのでしょうか、せっかく関東の梅雨を逃れて来ているのに天候に恵まれません、釧路地方は長雨と大雨が続きます。天気の良い日に撮影した北見の道有林に営巣するクマゲラ雌雄の営巣と巣立ち前の雛への給餌です。
道有林の愛くるしい、アイドルキャラクターのキキタ君です。キキタ君もここの雛が無事に巣立ちを迎えるように見守っているようです。
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前日までは巣穴の中での給餌でしたがこの日から雛の顔が見えるようになった、♂の給餌。

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給餌中も周囲を見回してカラスなどの天敵を警戒

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給餌後に巣穴に入り、糞出しの飛び出し

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三枚目はピントが甘くなります

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♀の給餌、♀は警戒して直接には巣穴に飛んできません、巣穴で着木を待っていると空振りします

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周囲を警戒しながらの給餌

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♂の給餌よりも雛はあまり外に出ず、巣穴の中での給餌です

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給餌後に♀も糞出しです

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糞出しの飛び出し

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蝦夷鴉の飛び出し?

撮影日6月14日 天候うす曇り

2016年6月16日 (木)

金浦原生花園のホオアカ

 エゾカンゾウが満開の時期に金浦原生花園に行って来ましたがエゾカンゾウが一面に咲いていますがノビタキとノゴマは黄色い花にとまりません。花よりも背丈が高い枯ススキがお好きでした。唯一ホオアカがエゾカンゾウの花にとまり求愛なのか、縄張り宣言なのか何かを意思表示するディスプレィをしていました。

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花の茎にとまり、思い切り背伸びをしたと次の瞬間に・・・

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深々とお辞儀をします、このお辞儀を二、三回繰り返してから

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カメラ目線?

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雛が親からの給餌で歓びの羽ばたきをしたような・・・羽ばたきをして

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花の上に移動してから腮を上げての思い切りの背伸び?

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そしてお辞儀の再開をして、これを数回繰り返して

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一休み

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うしろ向きになり鳴いてから下へ

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黄色い花の下は、白いつつじの花〈イソツツジ)の上です。何のディスプレイだったのか?初めて見るホオアカの連続動作でした。

撮影日6月12日

2016年6月15日 (水)

ヤマゲラの給餌

 花見の名所のサクラにヤマゲラが営巣していました。雌雄の給餌交替の様子です。まだ雛が幼いので巣穴の中での給餌、時々汚物を咥えて破棄に行きます。ホンダ旭川大橋店での修理待ちの二日目と三日目の二日間はレンタカーで近くの神楽岡公園に通い、運よくヤマゲラの給餌で時間調整でした。

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♀が給餌に到着、給餌した♂が出ていく

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♂が飛び出した瞬間、早朝の暗い時間帯に明るく補正

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♂が待機、♀の飛び出しの番です

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♂も♀も飛び込みのように下に向かっての飛び出し、巣穴の鷹さは約3m程度

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桜の木の下でエゾリスが地元のカメラマンからもらった餌を食べています

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♀のシングル飛び出し

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♀の待機、♂の交替

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今度も♂の飛び出し交替、♀の待機

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一日中雌雄の給餌交替が続きました。

撮影日6月10日

2016年6月12日 (日)

丹頂鶴番の給餌

 時の記念日が車と携帯のW故障記念日となりこの二日間はレンタカーで神楽岡公園に通ってヤマゲラ撮影で車の修理を待った、ここ旭川に来る前に寄った走古丹の丹頂雌雄と雛です。 走古丹の道路際の海浜草原で二羽の雛に給餌をしていた丹頂鶴の番、突然♂が南の浅瀬に飛んで行くので約500m追いかけて浅瀬の採餌の様子を観察です。

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海浜草原には餌が少ないようです、♂が浅瀬の海を見ていたがこの飛んで行ったので、約500m車で行方を追った

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浅瀬の海で餌さがし、何か嘴に咥えたようです

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得物を捉えて喜んでいる様子に見えたが・・・

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雛のいる方向へ

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走り出す

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飛んだ飛んだ♀と雛のいる処へ

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撮影をやめて給餌場所に戻る丹頂を車で追いましたが・・・・

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給餌場においつくと既に♂が漁をしてきた魚は♀が捌いて給餌はおわっていたようです。飛ぶ鳥の速さに負けました。

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育ち盛りの雛はまだ足らない様子、この後♂は二度目の狩りに先ほどの浅瀬飛んで行きました。

2016年6月 9日 (木)

想定外のキタキツネ

 キタキツネの獲物といえばネズミなどの小動物か鳥を咥えているのを見たことがありますので狩りの得意な猟師と思っていましたが魚を捕る漁師でもありました、想定外の出来事です。
津別峠の下り坂を津別町の開成峠方面に向かう峠の下り坂で前方から何か獲物を咥えたキタキツネが車の方向に向かって来るので、助手席においてあった18-70mmのレンズを装着したカメラのシャッターを切りました。

昨日の6月8日の「ロハの日」に想定外の故障で酷い目にあいました。ロハどころか想定外の出費の日となりました。
朝起きてからその日の天気予報を携帯で確認していますがLCDの画面が真っ黒で何も見えません。裏ぶたを開けて電池を入れ直しても何も変化なし、携帯電話の故障です。そのままハヤブサを撮りに出かけて2時間程度の撮影後に旭川市内の公園に、今度はヤマゲラを撮りに行くと毎年お会いする練馬のO夫妻がおられました、今年も2,3ヵ所の撮影現場でご一緒してきました。午前中はなんとか持った小雨が大粒の雨に変わる頃からカメラマンは三々五々に散り、Oご夫妻も帰られた後に自分も退散しようと車のエンジンを始動するとエンジンはウンともスンとも動きません。バッテリーあがりと思い、JAFを呼ぼうにも公園内には公衆電話がありません、こんな非常事態に携帯も故障しているW故障です。
顔見知りが誰もいませんが撮影現場にカワアイサとエゾフクロウでご一緒した名寄市からこられた方がまだおられたので携帯をお借りして、JAFを呼び車の脇で待機すると公園で水曜日が定休日でソフトボールをしていたHonda Cars 旭川大橋店のスタッフが数人声を掛けて来られたので事情を説明するうちに20分位でJAFが到着、診断の結果はセルスターターの故障で掛かったエンジンをもう一度切ると、再始動は保障出来ないと言われた。ここにきて想定外の大問題が発生した。携帯に続いて車も故障です。
エンジンが掛かったのでNTTドコモ神楽岡店に故障した携帯を持ち込むと6年間使用したので寿命と言われ、中古品の携帯に交換することにして貸し出し用の携帯を借りて、東京から空輸されてくる交換機を翌日の午後に取りに行くことになった。この日は道の駅「あさひかわ」に駐車してエンジンを1時間以上回して、翌朝一発でエンジンが掛かるように祈ってから止めた。

6月9日は6と9でロクな日ではなかった。エンジンは祈りが効いたのか一発で掛かり、撮影を中止してホンダに行って修理可能かどうかの診断はオーバーホールしても消耗した部品在庫があるかどうか不明であり、新品は3日後にならないと修理出来ない、中古品市場にあれば取り寄せて明日にも完了するとの三択を一番早そうな中古品を選択、今日と明日の午後までの代車を依頼するが既に5台とも予定が入っていたのでレンタカーにした。
午後からレンタカーで昨日予約したNTTドコモに携帯の交換に行き、中古品の携帯を受け取って来た。

明日の10日は午後からの車修理を待つばかりとなった、十日でとうとう携帯と車の故障で二日間を無駄に過ごすことになった。自己の想定外は事故ではなく想定外の故障であった。

 

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車に向かって峠の坂を上ってくるキタキツネ、6月7日撮影

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近づいたキタキツネはマスのような川魚を咥えていた、見たことがキタキツネの獲物、魚はキタキツネにとっては獲物なのか、え~もの なのか?

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運転席の真横まで寄って来た、ここで餌を与えれば魚を放すかどうか一瞬考えたが与える餌を持ち合わせていない、持っていても給餌はご法度である。イソップ物語に出て来そうな餌と魚の交換?ウソップ物語の妄想にかられただけである。

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マスのような川魚をトリムしたが腹ビレが赤い魚であった、魚体はなんだろうか?

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更に角度を変えて魚の目をトリミングしてみた。

想定外の故障でロクな日ではなかった6月9日
明日の10日は想定外の故障からとうとう離脱できるかどうか

2016年6月 8日 (水)

クマゲラ雌雄の抱卵交替

 6月8日は6(ロ)と8(ハ)で只、ロハの日である。道内の高速道路は終点までの未完成部分がある高速道は無料で通行可能の区間が結構ある。道東道の本別ICと阿寒IC間もその一例である、カワアイサの音更から釧路丹頂自然公園の丹頂鶴やエゾフクロウの撮影で阿寒への移動で数回往復利用したことがあるが早くて便利、なによりも只なのが痛快である。

今回はクマゲラの抱卵交替その2です。場所と時間が異なりますがシャッターチャンスは長時間待たされるのは同じようでした。撮影日6月5日

只の話のついでに近年は自動改札機の普及で出来なくなった不正乗車に「薩摩の守」が昔流行った時代があった。薩摩守平忠則(さつまのかみたいらのただのり)を只乗り(ただのり)にかけて無賃乗車の意味で使われた。
この不正乗車の代表的なのが「キセル乗車」であった。遊びに出掛けた駅の「初乗りキップ」と通勤・通学で使っている定期で降りてしまう。キセルは吸い口と雁首(タバコを入れる部分)の両端は金属(カネ)だが真中は竹か木で金属(カネ)ではない洒落からきている。6月8日のロハで貧しかった昔を懐かしく思い出した。

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8時23分♀が飛んで来ました

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羽を全開してブレーキを掛けている様子がよくわかる

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巣穴に入り

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7分で飛び出しです

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飛び降りるように飛び出す♀

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♂が巣穴にやって来る時は巣穴に直線的には来ません、巣穴のかなり下にとまり上がって来た、♀よりも用心深く飛んできます

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8時32分巣穴に入る

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11時35分♂と交替に♀が飛んできた

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♀の合図で♂が顔を出し

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抱卵交替の瞬間です、♂は3時間も抱卵していた、これを待つ方も根気がいる

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11時35分♀が抱卵に入る

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13時21分、時々♀が巣穴から外部の様子を見ます

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15時48分、これで10回以上の様子見、午後から一人になり16時10分まで待ちましたが4時間以上も交替しません、交替を観察する元気もなくなり、陽も落ちて来たので撤収しました。クマゲラ雌雄に根負けしました。完敗ですが一応の交替が撮れたので一人で乾杯しました。

昨日は流石はでっかいどう・北海道、北見で個人が所有する十両近くのラッセル車・電気機関車・客車など実物の車鉄道車両の撮影と薄荷記念館を見学後に旭川まで移動してきました、今朝は何故か午前2時に目が覚めてしまい、これはハッカなのかミントのせいでしょうか、ブログを書き始めてしまいました。

2016年6月 6日 (月)

熊啄木鳥の抱卵交替

 北海道の地元の人が蝦夷鴉と呼んでいたが、ボケ老人にもピントくるものがあり、クマゲラと直ぐ分かった。地元の二人の会話でクマゲラのポイントを話している時に小耳に挟んだ話である。言われて見れば赤いベレー帽がなければ鴉である。

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♂が巣穴に飛んできて周囲を何回も警戒しながら

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巣穴に入り

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40分後に顔を出し

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♂の飛び出して行きました

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♀は巣穴に入り50分後に

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♀の飛び出し

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また♀が飛んできました

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巣穴に入りましたが抱卵時期は巣穴の出入りが少なく、2時間程度の観察で打ち切りました。

撮影日5月31日 道有林にて

2016年6月 5日 (日)

蝦夷福朗の巣立ち

 蝦夷は”え~ぞ!” ”フクロウ”は不苦労・福朗・福老”などと縁起の良い言葉に言い換えて、良いことが重なることが出来る、含みのある蝦夷の鳥である。
6月3日は幸福にもそのエゾフクロウの旅立ちの日、巣立ちに巡り合えることが出来ました。
5月30日洞からの初顔見せから5日目に巣立ちしました。

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6月3日午前8時に親が餌の鼠を持って洞に入り、1分も掛からず洞から出て来た、嘴の周りが汚れているので給餌をしてきたようだ

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そして直ぐに飛び出して近くの木にとまった

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親が飛んだ後に直ぐ最初に二番子が出て来た、親は一番子に給餌したようだ?

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8時14分に一番子が出て来た(採餌を終わった)

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初めて二羽が並んで洞の外に顔を出した

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左の二番子が右の一番子に近づく

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二番子が一番子に寄って顔を寄せ合う

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二番子が洞の中に戻ると一番子だけの顔見世となる

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11時12分一番子が向うむき(無効向き)で顔が見えないが洞の上に登る

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巣立ち

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洞の右手の枝にとまる、ここが巣立ちの第一歩かな

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洞から出て来た二番子と巣立ちした一番子(11時35分)

この日午後からは二番子も巣立ちした、ここの雛は二羽のようです。

2016年6月 4日 (土)

阿寒の蝦夷福郎の親子

 音更の役場の池で5泊6日のカワアイサに見切りをつけて、例年撮影して来た阿寒町にやってきたが5月30日、蝦夷梟の営巣木に張り付いていたのは地元の愛鳥家だけであったが、翌日からは音更でカワアイサを撮影していたカメラマンがボチボチ見えるようにになった。今日の写真は5月30日に洞にいた雛が初めて洞の外にデビューした日である、地元の人からは1週間から10日前から待機していたのに、いきなりよそ者がやってきて、その日の内に初デビューを撮ったと顰蹙(ひんしゅく)をかってしまったようです。5月19日のカワアイサの巣立ちも釧路で桜撮影の翌日に撮影出来たが今回も鳥運・撮り運に恵まれた日であり自分にとっては不苦労であり、福老であった。

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5月30日早朝5時55分、親が洞の中に入りネズミを捌いての給餌なのか、嘴の周りが汚れています

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給餌を受けてから寝ていたのか、3時間30分後の9時25分に洞の外に可愛い雛が洞の外の外界に初デビューです

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エンゼルマークの真似でしょうか

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立ち姿勢

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ウザイ外敵のカラスの行方を眺める

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初めて見た外の景色を見回しています、カラスの鳴き声と近くで営巣中の椋鳥の声に反応します

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カメラマンの動きに反応するようです

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背伸びした後に洞の中に戻ります、15分間のデビューでした。

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親は営巣木の近くで見守っていました

2016年6月 1日 (水)

北海道の一本桜

 今年の北海道旅行は桜見物から始まった桜旅であった。最初の五稜郭では名木・古木・一本桜と名が付く桜は見当たらなかった気がするが、次に訪れた250種1万本の桜が彩る松前公園は4月29日から桜まつりが始まるが、その二日前の27日に松前に到着、ここは早咲き・中咲き・遅咲きの桜が一ヵ月の長期に楽しめる北海道1,2の桜の名所と聞いていたが、7,8本が見頃であったソメイヨシノは早咲きの桜であった。
早咲きの大半は光善寺の古木の一本桜、樹齢300年の血脈桜(ケチミャクザクラ・松前桜 三大名木)の子孫である南殿(なでん)が早咲きの主流でした。龍雲院の蝦夷霞桜(松前桜 三大名木)は遅咲きでまだ蕾でした1本桜ではないが松前桜 三大名木として夫婦桜、夫ソメイヨシノ と妻南殿(ナデン)の二種二本の桜が寄り添うように咲いていた夫婦桜は見応えがあった。このように松前から観桜した一本桜であったが最後は弟子屈町の一本桜の名木と釧路の三大桜が3週間の桜旅のゴールであった。翌日から音更のカワアイサで野鳥撮影に戻った。

野鳥撮影も単独志向で10年以上過ごしてきたが一本桜には惹かれるものがある。R391を野上峠方面と網走・東藻琴方面に分かれる国道を左へ網走・東藻琴方面にハンドルを切り、暫くすると左手の牧草地に一本桜が凛として立っている。道路脇の表示板には弟子屈町名木第11号、エゾヤマザクラの説明がある、私有地なので道路脇からの撮影となる。

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牧草地の一本桜、5月18日晴天・午前4時50分日の出直後の撮影

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角度を変えてのショット、背景の山と空に浮かぶ白雲とのコラボ

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川湯温泉・鈴木農場の古潭(コタン)の桜

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庭の一番奥のあるのが古木の桜だが手前に若木があるので一本桜としては撮影出来合いが満開の盛りを見せてくれた。

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道の駅摩周温泉からR241を約8kmの左手の牧草地にそびえる一本桜、合格の木

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上と同じ桜・弟子屈町名木 指定第4号、ここも私有地の牧草地、道路脇からの撮影

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釧路三大桜の春採 小笠原邸のチシマサクラ、重層 豪華な千島桜、桜の樹齢は68年根元から7本の枝が3段に張り出して、樹高は4m、樹幅は8mで庭先では近すぎて広角レンズでも入り切れない

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近所のおばさんに小笠原邸の場所を尋ねたら案内してくれて、このお宅の奥様に庭での撮影を交渉していただいた、みなさん親切なご婦人達でした。街路からの撮影では手前のツツジが画面に入り、庭に入れていただいたのでこのような撮影が可能であった。

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釧路市立幣舞(ぬさまい)中学校の風格 100年桜、エゾヤマザクラ

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地上すれすれに咲く枝先の桜、幣舞の100年エゾヤマザクラ

釧路三大桜の最後は駒牧 原牧場のエゾヤマザクラの一本桜 ここは三大桜と観光パンフレットにあるが観光課に場所を問い合わせると現在は牧場からの要請で伝染病予防の見地から見学を中止しているとの回答。パンフレットの一本桜写真でその気にさせておきながら立入禁止とは桜撮りには納得出来ない観光行政であった。

6月1日でこのブログは満十周年を迎えましたが、一日に拘り一本桜の写真にしました。カテゴリーも今後の展開を考慮して趣味となっております。

 

 

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