旧国鉄士幌線音更駅跡の大通交通公園
カワアイサ親子の撮影メッカとなっている音更町、この町で誕生したカワアイサは町役場の池から1km離れた音更川に入る、音更川の源流は上士幌町の音更山に源がある。音更川上流の支流のタウシュベツ川に架かるタウシュベツ川橋梁は旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群の中でも代表的なコンクリートアーチ橋(7月20日のブログ)。
ダムの水が少ない1月頃から凍結した湖面に姿を現し、水位が上昇する6月頃から沈み始め、8-10月頃には湖底に沈みます。このように、季節によってその姿が見え隠れするアーチ橋はここだけです。幻の橋といわれる所以です。(上士幌町観光協会ひがし大雪アーチ橋ガイドマップより抜粋転載)
今回は音更町大通公園(交通公園)の旧国鉄士幌線の音更駅跡の今を伝える鉄道遺産のブログです。
音更町役場の前、クシロヤマザクラの下を行進するカワアイサ親子の散歩
5月19日に巣立った15羽の雛をその日のうちに音更川に向かい、町中を行進するカワアイサ親子
音更川のタンポポ満開の川原を行進するカワアイサ15羽の雛と雌親
大通公園(交通公園)旧国鉄士幌線音更駅跡
旧士幌線起点の帯広から音更は木野駅の次の三駅目、帯広から10Km、終点は十勝三股、一つ手前の幌加と二駅手前の糠平の間にタウシュベツ川橋梁がある。全線78.3Km 人・農産物・木材・生活物資を運び地域の発展に貢献した鉄道であった。
国鉄「士幌線」をしのぶ 記念碑
記念碑の拡大 開業大正14年12月(1925年)昭和62年3月22日(1989年)廃止路線。
大通公園(交通公園)には雪カキ車・SL48624号・車掌車の三車両が展示されている
この日は土曜日SLは子供たちの遊び場所になっている
ここのSLは蒸気機関車の内部構造が見えるように一部が切り取られている珍しい展示で蒸気機関車の勉強になる。
SL48624号車の仕様説明、人気のC57やD51などの量産前の大正時代に量産開始した古い形式の蒸気機関車
48624号の全面も開放されていた
48624号車の機関室、スピードメーター・圧力計などの計器類は取り外されていた
雪カキ車 キ704
ジョルダン式と呼ばれる駅構内の除雪用の広幅雪カキ車 キ704
キ704の全面内部の雪カキの翼を広げる装置の一部
音更駅常備の業務用貨車(車掌車)ヨ4730
ヨ4730 車掌車の内部、手前はストーブ
カワアイサの巣立ちを撮影した音更町役場から至近距離にある大通公園は旧士幌線音更駅跡に交通公園として子供達の遊び場であり、大人にとっては士幌線を偲ぶ場所、鉄ちゃんには懐かしいSLに出合える公園であった。
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