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2016年8月28日 (日)

蝦夷赤啄木鳥(エゾアカゲラ)

  千畳敷公園でコアカゲラL16cmの雌雄が巣穴作りをしている巣穴を見に来たのか、横取りしに来たのかアカゲラ♂L24cmがやって来た。本州で繁殖する亜種アカゲラに比し、北海道で繁殖するのは亜種エゾアカゲラ、亜種アカゲラより羽色が淡色で雨覆いの白斑は大きいといわれる、本種はそのエゾアカゲラと思われる。  

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コアアカゲラが巣作り中に留守した時にアカゲラがやってきた、枯れ木や生木に巣穴を作るアカゲラだがコアカゲラの小さ目の巣穴に興味があるらしい 

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コアカゲラが近くに戻ってきたのか羽を広げて何か落ち着かない逆八の字の白斑と身をそらした態勢は尾羽中央にある二本の長い尾羽で体をささえているのが見える

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羽を開いたままで相手の動きを見ているようだ、顎線と耳羽後方からの黒い頸線がつながり胸まであるようだ。 

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コアカゲラの気配に、目の色を変え 羽を開いて応戦態勢、羽色が淡色に見えるのは気のせいか?顎線は耳羽後方からの線とつながって胸に伸びている 

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巣穴の持ち主のコアカゲラが戻ってきてアカゲラにアタック、応戦するエゾアカゲラの顎線と前頸から胸にかけてのびる黒線、喉から腹の汚白色、下腹部から下尾筒が赤いのが丸見え、木の幹にとまる時に足だけでなく体を支える二本の堅くて長い中央尾羽もハッキリ見えた。(トリムしてある)

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上面の逆八の字の白斑は亜種や雌雄に関係なくある、亜種により雨覆いの白斑の大きさに差があるようだ 

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後頭の赤と下腹と下尾筒の赤色に目がいく

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両翼の雨覆から風切の先端までが黒色から淡色へのグラデーションがかかる。

羽開きや下から腹が見える動きがあったので特徴が見えた、これが単に巣作りや給餌の時に幹にとまるキツツキの姿では見られなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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