リニューアル・カワアイサ雛8羽の巣立ち
5月26日のブログに掲載したリニューアルです、5月23日のカワアイサ雛8羽の巣立ちの再編集。
音更神社・千畳敷公園・音更町役場で5月19日のカワアイサ雛15羽の巣立ちに続いて4日後の23日朝8時過ぎに今度は8羽の雛が巣立ち、その日のうちに音更川へ一家の引っ越しがあったカワアイサ親子の記録のリニューアル版です。この日は通称L字の樹洞でカワアイサ成鳥♀の出入りを撮影中に9時過ぎに他の樹洞から巣立ったカワアイサの情報を聞き、カワアイサ親子の方へ移動した。
9時半頃、音更神社の神域で巣立ち後に千畳敷公園の遊歩道で7羽の雛をお腹の下に隠して温める、一羽は背中の上に蹲(うずくま)る。カワアイサ親子を撮影するカメラマンに合流する。
実はこの写真は珍しい貴重なものであると気付いた。雛をカラスなどの外敵から守ったり、寒がる雛を温める時はお腹の下に入れるが7羽はお腹の下であるが一羽だけ背羽の上で晒されている危険な状態に見える。この子は一番幼く歩くのが下手でいつも遅れてついていく雛であった。
9:35 お腹の下にいた雛達がタンポポ咲く草地に出て来た
水路に入る水鳥親子に安心感
9:37 池に続く水路に入り、役場の池に向かう
陸に上がり親の後をヨチヨチ歩く雛達
先頭の親が杉の木を過ぎてもいつも殿をヨチヨチあるくのがいる、これが親の背羽の上にいた幼い雛、後々に音更川への移動に重荷になる。
9:40 音更役場の池に入り、遅れて池に来た雛も池に入った。8羽の雛の親子は一安心、
9:44 千条の滝の前へ行く、奥の水しぶきは千条の滝
一番幼い雛が親の背に一番乗り
9:58 だいぶ池にも慣れて来たのか余裕も見える
10:04 時々餌探しの間に石の上で休憩
10:47 右端の雛が石に付いた苔などを採餌している、水生昆虫や小魚などの餌が少ないようだ
12:17 千条の滝の前で羽ばたき
千条の滝の先は音更役場池の境、ここから先の橋から水路になる。水路は役場の職員駐車場があり、その先は暗渠となり、道路を隔てて小学校の池に続く、過去にはこちら側から音更川へ行進する親子もあった。
12:46 緑の水面に映る親子ののどかな風景
14:30 池から出て散歩が始まる、音更川へのルート探し
役場の駐車場を探索
14:38 駐車場から音更川への移動ルートを探す親子
14:53 音更町役場の本館横を探索散歩
いつも遅れる幼い雛がやっと付いていく
路上の親子
15:14 いつも遅れる幼い雛が道路の路肩を上れず、音更川行をいったん諦めて引き返す
駐車場の緑地帯を横切り役場の池に戻る親子一番後ろにいる雛が音更川への移動の重荷になっていた
15:16 親子の右手にある役場の池に戻る、歩き方もギコチナク常に遅れる雛がいつもしんがりいる。
この様子では音更川への移動は当分無理かと判断して撤収、早朝から待機していた巣立ちのありそうな樹洞に戻り、千畳敷公園でコアアカゲラやオオルリなどを撮影していたが午後5時頃に地元のボランティアさんの手助けで役場の池を出発して、一時間後に音更川へ一家が無事に揃って泳ぎ出したと後日談があります。この23日カワアイサ8羽の巣立ち雛達の撮影は尻きれトンボでした。
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