北海道道の駅スタンプラリー(その9)
例年ならばこの時期は白樺峠でタカの渡りを撮影している時期であるが、2015年は北海道で帰浜した直後から鳥撮りに致命的な左目の白内障で断念していた。10年継続していた白樺峠のタカの渡りを中断したので、今年はあまり意欲が湧かなく、また台風による天候不順で行く機会を逸して、未だに北海道の撮影記録を整理している。今回は道北の道の駅22駅のうち11駅の記録である。既に「南ふらの」「とうま」「あさひかわ」「自然体感しむかっぷ」「ひがしかわ道草館」「びえい丘のくら」の6駅は記録済、「マリンアイランド岡島」「ピンネシリ」「さるふつ公園」「てしお」「わっかない」の5駅がまだ残っている状況で、天塩川エリアの道の駅から日本海オロロンラインの道の駅へのスタンプラリーです。
6月11日は早朝から士別市の天塩川河畔にある「つくも水郷公園」で静態保存のSL D51 397号機の撮影からはじまった。
案内図中央付近に蒸気機関車の絵がある
D51 397号機、同い年生まれの昭和15年製造、時流に勝てず昭和51年引退、北の大地で物資と人の輸送で力強く働いた英姿が偲ばれる。塗装がはげ落ち鉄錆びでボロボロの老体を晒していた、何故か今の自分の姿が浮かび上がる。そして同い年の旧友に再会したような懐かしさに思いが馳せる。
JR 宗谷本線 名寄駅
宗谷本線・稚内発札幌行 名寄発 9:42 特急スーパー宗谷2号
「おといねっぷ」から「なかがわ」へ行く途中の天塩川河畔に探検家松浦武四郎の北海道命名の地がある
利尻富士が海に浮かぶ姿が微かに撮れた、夕方ここに戻り夕日を撮ることにしてR232を上り、18km離れた初山別村の道の駅に向かう
手前が道の駅「おびら鰊番屋」右奥が旧花田家番屋
日本海オロロンラインR232より撮影、旧花田家鰊番屋
見学は有料の旧花田家鰊番屋、200人が寝泊まりしたと言われる現存する日本一の鰊番屋
行に通り過ぎた金浦原生花園、今年はエゾカンゾウは満開の時期であったが野鳥は枯れススキにとまり、花にとまらず絵にならなかった。
鰊番屋からオロロンラインの夕日が綺麗な「富士見」に戻り、夕日を待ったが今年も雲が出て綺麗な夕日はまた来年の楽しみになった。道の駅スタンプラリーはまだ続く。
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