静態保存その16・雄別鉄道C1165号機
北海道釧路市阿寒町阿寒自然休養村・静態保存C11 65号機。
このブログの静態保存SLシリーズは過去15回で計17輌のSLを掲載してきたが静態保存SLシリーズの名称以外に、7/21に音更駅跡大通交通公園のSL48624号機、7/30の名寄市の準鉄道記念物「キマロキ」の59601号機・D51389号機、7/31の旭川市神居古潭駅の29638号機・C57201号機・D516号機、8/11札幌市サッポロビール工場9543号機・千歳市キリンビール工場D511052号機、9/3の帯広市愛国駅のSL1967号機、小樽市手宮の小樽総合博物館と三笠市の鉄道記念館の静態保存SLを含めると既に静態保存SLの車輌合計は30輌に達する。
今回は阿寒町の静態保存C1165号機は5月29日(日)に阿寒町のエゾフクロウを撮影する機会を利用して、国道240号線沿いにある道の駅「阿寒丹頂の里」の国道を挟んだ向かいの丹頂の里赤いベレ―、阿寒自然休養村野営場の中にある「炭鉱と鉄道資料館」を訪れました。
雄別鉄道は、釧路市の根室本線釧路駅から、阿寒郡阿寒町(現・釧路市阿寒町)の雄別炭山駅までを結んでいた鉄道路線などを運営していた炭鉱鉄道会社。
炭鉱と鉄道資料館は1970年(昭和46年)に閉山した雄別炭鉱と雄別鉄道の歴史の記念館で館内には様々な写真や資料・新聞記事などが展示されており、屋外のプラットホームにはSL C1165と車掌車ヨ8057が屋根付きで静態展示。
キャンプ場の入口にある雄別炭鉱と雄別鉄道の歴史や記録を残すための施設として1987(昭和62)年に炭鉱と鉄道資料館などが整備された。
炭鉱と鉄道資料館、この建物名は雄鶴駅、裏に阿寒駅の由緒ある駅名表示とプラットホーム、C1165・ヨ4085が屋根付きで静態保存
C1165 蒸気機関車の履歴
説明板を拡大して、切り抜き、貼り付け
C1165号機の仕様を拡大・切抜・貼付
塗装の履歴を拡大・切抜・貼付
塗装は綺麗です
駅名は雄別
7年前の再塗装のまま?比較的綺麗に保存されていました
C1165の運転席
罐の焚口戸
C1165の車掌車から斜めのリアービュー
リアーのライトは球が入って無い
ホームと反対方向からのヨ8057
ホーム上からのヨ8057
蒸気機関車と車掌車の連結部
左にカーブして山の中までレールが延びている、レールの先に台車、その先はロープで造られた機関車の遊具、その先に軌道自転車などがレール上にある。
車掌車ヨ8057の後方に台車だけがある、傷んで解体されたオハ6295の現在の姿らしい
台車の先はロープで作られた機関車の遊具、その先に軌道自転車
静態保存と駅舎の方向
レールの終点は鉱山を模した坑口
人車や炭車などの展示跡、現在は閉鎖されている。
鉄道資料館の内部、炭鉱と鉄道の軌跡
炭鉱と鉄道の軌跡、炭鉱と鉄道の歴史写真
雄別鉱業所などの炭鉱で使用された器具類と社章
昭和30年代、冬の雄別炭山駅待合室の風景、ダルマストーブと二人のお婆さんの人形
雄別鉄道の写真とプレート・カンテラなどの鉄道用具
車掌・気動車運転手・機関手の制帽・制服
旅客運賃表
雄別炭山駅の発着時刻表
炭鉱と鉄道の軌跡の展示でした。
5月29日日曜日とあって家族ずれがBBQなどを楽しんでいましたが鉄道資料館には訪れる人は少ないようです。一眼とコンデジの撮影。
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