静態保存SLその12・桜山公園C58 98号機
北海道静態保存蒸気機関車巡りが続きます。花見のシーズンに桜の名所として知られる北海道深川市桜山公園の静態保存SLのC58 98号です。C58の愛称はシゴハチ、園内には約800本の桜があり、5月中旬頃、見頃となります。
雨上がりの5月11日の正午頃の訪問でしたが炭水車(テンダー)に車のタイヤが満載、周囲にあふれて散乱するタイヤの光景を一目見てガッカリ、今まで訪問した静態保存SLとは異様に違う光景を見た!左向きの公式側(運転席の機関士側)からの撮影も出来ない保存状態、いつも撮影しているテンダー後部からの撮影も忘れてしまう程、タイヤは異常であったので写真枚数が最も少ない撮影地となった。もう少しましな保存方法はないのか不満が残る静態保存でした。
桜山公園片隅のC5898、雨の後の公式側(運転席側)には木があり、入る気がしませんでした。俄老鉄ちゃんを自称して始めた静態保存SL撮り鉄訪問旅、今回は撮り鉄用語でSLの機関士(運転席)側を公式側と呼ぶことを知りました。機関助士側は非公式側。
山裾のテンダーには何故か?タイヤが山積、自動車の発達が蒸気機関車の衰退を早めた筈がその敵のタイヤを山盛りとは、これ如何にの謎です。まさか燃料の石炭の代わりにタイヤじゃあるまいし、桜山公園の駐車場の一角に放置されたように置かれているC5898のテンダー(炭水車)です、自分でも何いっテンダー。
錆び隠しなのか、連結器に白塗装は素人目にも異様に見えました。周囲のタイヤの散乱は更に異常です、以上。
半開きのドアからコンデジの撮影、錆びだらけで全く油っ気がありません。撮影中は人っ気もありません。撮り放題。
計器類は二つの油圧計以外は全て持ち去られたのか、盗り放題で欠品しています、錆びも寂しい、窓の板張りも痛々しい。
運転席の下の部分、テンダーとの連結部分の覗き見撮り
3軸の白塗装の動輪と赤塗装のロッドの不思議な色合わせ、野ざらしでも塗装は定期的に行われているようです。
C5898の側にサクラがないので2台目のD51312の保存場所から望遠で芝桜と蝦夷山桜を入れました。サクラと蒸気機関車で目出タイヤ。明日は同じ桜山公園のサクラとデコイチ。
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