静態保存その9、夕張鉄道25(49694)号機
北海道の静態保存SLシリーズの続きに戻ります。北海道夕張郡長沼町ながぬまコミュニティ公園に静態保存の夕張鉄道廃止まで活躍した国鉄譲渡機の夕張鉄道25(49694)号機。
説明板は25号機とは記載がなく、国鉄時代の49694号機のみになっています。この説明版によりますと、
1921年川崎造船所製造
1961年夕張鉄道
1975年廃車
1976年現在地に搬入・静態保存、それから40年。
フロントデッキに簡易形の雪カキ機には昇降用シリンダを装備。
夕方16時30分、パークゴルフ場には誰もいない。逆光のSLには同じ様な文言の説明板がSLの前とホームの上に二枚あった。
”機関車として969番目に生まれました”と書かれているが9600式の製造番号は495番目、誤記の他に夕張鉄道25号機の説明が一切ない不思議な説明書がSLの脇と休憩ホームの二ヶ所にある
パークゴルフ場の一角にあるホームは、パークゴルフの休憩場になっている。SLは野ざらしだがホームには屋根がある
SLの周囲のオレンジ色のネットはパークゴルフのOBボールがSLの下に転がり込む防止用と思われる。
オレンジ色の布製ネットはSLの全周を囲む、他所の静態保存では見たことがないオレンジ色のスカート
SLの撮影はオレンジ色のネットからは逃れられない
運転室だけがネットから逃れての外からの撮影
北海道夕張長沼温泉のながぬまコミュニティパークの夕張鉄道25(49694)号機はパークゴルフ場の一角に野ざらしで展示されていたが最近になって塗装された気配を感じた。
5月9日は静態保存SLを4ヶ所を巡り、ここが4ヶ所目でこの日は黄昏となった。大正生まれの老SLを昭和生まれの後期高齢の黄昏人が撮影する。
« 熱海軽便鉄道7機関車 | トップページ | 静態保存SLその10、夕張鉄道21号機 »
「野鳥」カテゴリの記事
- シマエナガの寒中見舞い(2024.01.07)
- ブログの目標・野鳥400種撮影の回顧(2023.11.16)
- 江の島のハヤブサ巣立ち回顧録(2023.09.18)
- 利用可能ディスク容量は残り僅か (2023.09.03)
- 野鳥撮影の最初は公園のカワセミ(2023.08.11)
コメント