静態保存39・サッポロビールガーデンパーク9643号機
朝は曇り空の7月11日に訪問した札幌市西区八軒5条西6丁目の「農試公園」のD51111を訪問した後に、札幌市東区北7条東9のサッポロガーデンパークのビール園に静態保存のSL 9643号機を訪れた、右の写真はサッポロビール博物館前にある銅製のビールを造る仕込み釜、釜は釜でも蒸気機関車の罐はボイラーの罐である。ビール造りは釜で風味が決まり、SLは罐で出力が決まるのだろうか。
9643号機の後ろの案内板にSLのイラスト、駐車場から約200m、大谷翔平などの活躍で日本一になった北海道日本ハムファイターズ室内練習場の前あたりに静態展示されている。
前日に掲載した9600形「2つ目羊蹄号」は、前照灯は2灯式(であったと思われるが実物は片目であった)。切り詰めデフの両側に空気溜めを抱え、短い煙突の後ろに給水温め器を横に置いて、前面に手すりがある北海道重装備型?であったがサッポロビールの9643号機は、普通の前照灯、大型のデフ、空気溜め器は後方のキャブに密着している、集煙装置付きの短い煙突、前面の手すりなしなど同じ9600型でも随分と形が違う感じであった。
園内の露天にフェンスが無しの保存、曇り空に9643号機は雨垂れ汚れの形跡
愛称はキュウロクでも大正3年生まれは100才を超える9643号は古豪
公式側は生垣がある道路側から、ビール工場にSLが良く似合う
野晒し展示は撮影の自由度があるが、雨垂れ汚れが弱点
テンダーにも雨垂れ汚れが目に付く
キャビに上がらないようにの注意書き
キャビの後ろは金網で入れない
金網でキャビの様子は見えない
窓枠に何かを外した無数のネジ穴、キャビの圧力計が見えたが細部は不詳
窓越しの撮影ではキャビの様子は良くわからないが金色塗装のバルブコックが見える
園内からは非公式側
公式側は道路側からの撮影
樽の山は「麦とホップを製すればビイルといふ酒に奈る」と書かれています。サッポロビールの前身である官営「開拓使麦酒醸造所」開業式のサインを復元したものと説明されていました。
4年前に北海道旅行をしたときに新札幌駅のホテルからタクシーに乗り、このビール園でBBQなどを飲食した時にサッポロビール園の開拓使館の玄関で孫と記念撮影したのを思い出した。
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