静態保存29・遠軽町瞰望岩麓の公園D51859号機
遠軽町の瞰望岩は町のシンボル、高さ78mの巨大な岩をアイヌ語で「インガルシ(見晴らしの良いところ)」と呼ばれ「遠軽」はこの名に由来する。市街地のあらゆる場所から見ることのできる。
北海道唯一のスイッチバック駅であり、石北本線遠軽駅のホームからも眺望できる。この遠軽駅より西へ約400mほどの踏切を渡り、北海道紋別郡遠軽町西町1丁目の遠軽駅より500mほどの瞰望岩直下の遠軽町郷土館横の公園に保存のD51859号機を観光とSL訪問旅。
撮影日2016年6月20日早朝5時
瞰望岩」(がんぼういわ)は地上約78mの高さで聳える巨岩、遠軽駅南側の鉄道分岐(スイッチバック)の西側に位置する、瞰望岩真下の公園にある郷土館横で屋根付きの環境で静態保存されているD51859号機
瞰望岩」(がんぼういわ)は北海道の自然百選に選定、国指定名所「ピリカノカ」に指定されているの観光名所に戦時型のデゴイチが保存されている
デフのマークは遠軽町の町章、北斗星のデザイン
外側の星形を北海道の北見国を北斗星で表し、その中央に三つの輪を配して、まん中の輪を「天の時」右を「地の利」左を「人の和」とした。地方自治体の基本は、三和主義による理想郷にあることを意味したものである。(遠軽町章の由来)
蒸気溜はカマボコ型ドーム、角形の砂箱など戦時型の不格好なスタイル
一番製造数が多いデコイチの戦時型の公式側
D51859号機の履歴抜粋・由来の説明板
昭和18年製造、鉄材不足の当時の典型的な戦時型で、石炭車や運転室、ボイラーサイドデッキ等木材で代用できる所はすべて鉄材を節約し不格好な姿で戦時輸送や終戦后の復員兵や引揚者の輸送に活躍したそうです。
ここで哀愁列車の想い出、敗戦4ヵ月後の昭和20年12月5歳の時に満州からの引揚者、母に連れられて引揚の途中、やっと辿り着いた釜山港で満州で現地徴兵された復員兵の父と奇跡的に合流して、引揚船で博多港に入港して、博多駅から母の実家である宇都宮・烏山まで汽車に乗ったがもしかすると途中で、山陽本線で活躍していたこのD51859にお世話になったかもしれません。
昭和47年7月にこの遠軽で静態保存。
計器類は揃っているようです、バルブコックが赤色に化粧されていました
非公式側のデフには☆マークは入っていない
踏切信号機と遮断機も展示
腕木式信号機は青で保存
遠軽町郷土館寄りに雪カキ車の露天展示 雪カキ車キ100形式282号機
今年3月に開駅100周年の伝統ある遠軽駅、撮影日6月19日15時
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