静態保存24・中標津町丸山公園C11209号機
北海道標津郡中標津町丸山2丁目丸山公園の中標津町郷土館の屋外保存のC11209号機。
平成26年12月中標津町教育委員会発行の”中標津(なかしべつ)町郷土館だより26号”に掲載の「標津線中標津駅開駅80周年」「標津線廃止25周年」より。
標津線とは、標津線は広大な根室原野の開拓を使命として生まれた鉄路で、釧路管内の標茶駅で釧網本 線から分岐し、根室管内の根室標津駅に至る47.5kmの本線とその途中にある中標津駅で分岐し、根室市の厚床駅に接続する69.4kmの支線を持つ、全長116.9kmの長大な路線であり、また勾配がきついことでも知られる路線でした。昭和9年の中標津駅開駅から、客車と貨車を連結した混合列車は連日のように多くの人びとと、山と積み上げた木材や農産物 を運びました。標津線は、日本一の酪農地帯を生み出す基礎となり、原動力となりました。しかし、昭和40年代からの道路網の整備が進み、乗用車が一般家庭に普及されるようになると鉄道の貨物・旅客率が低下し、年々赤字が増加するローカル線は次々に廃止されていきました。それは標津線も例外ではなく、住民による度重なる反対運動もむなしく平成元年には廃止されてしまいました。
日高本線、富内線で活躍したヘッドライトが二つ目のC11 209号機
郷土館の前に露天で静態保存
公式側
案内履歴看板には”この機関車と同じ仲間は昭和7年にC111号機が製造されてから昭和47年までに318両製造されました。”と書かれていますがウィキペディアのC11形の製造年月は1932年~1949年までに401輌になっています。昭和47年は1972年ですので間違いですね、動輪直径の動が「働」の誤字、中標津町教育委員会は間違いに気が付かないのでしょうか。
信号機・切替機なども展示
非公式側
キャブ内を撮影時に窓ガラスに周囲の景色が映り込み
過熱タンク式のリア―ビュー
露天展示でもきれいな状態で保存されていました。
雨のち曇りの天気で野鳥撮影には良い日ではありませんでした、野付半島のビジターセンターの野鳥情報板の写真です。
撮影日の6月16日は車中泊した道の駅「しらぬか恋問」から150kmの距離にある野付半島へ野鳥撮影の途中に寄った中標津空港近くの公園でした。
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