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2017年1月30日 (月)

中華街・春節・採青・紅包

 春節の初日(今年は1月28日)「採青」は中国語で『ツァイチン』と発音。採青とは、獅子が「野菜や葉を採る」という意味。
獅子舞が中華街の店舗を廻って店の繁栄を祈願する。店舗を去る時に獅子が軒先に用意された「青菜を付けた赤い祝儀袋(紅包:ほんぱお)」をパクッとくわえる瞬間を見たさに大勢の見物人が獅子舞のあとをついていきます。当日は獅子舞の後をついていく人で中華街大通りは入場制限もされて、大混雑で獅子舞の後をついて歩くのは老人・子供には危険な状態でした。前回は萬珍楼の採青のみを掲載しましたが今回は当日撮影した採青をアップします。

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廣東飯店の二階から吊るされた採青のご祝儀の紅包、正式には紅包に青菜を付けると言われますがここでは青菜は省略されていました。

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30分以上も獅子舞が廣東飯店にくるまで店のウインドウを眺めていた

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廣東飯店の店先にやって来た獅子舞の銅鑼・太鼓・シンバル・爆竹の一団と外国人観光客を含む見物人が取り巻き、身動きできない大混雑、獅子舞について歩くのは危険であった。ここで待ち伏せで二軒目の採青の撮影は老カメラマンには正解である。

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ご祝儀の紅包のあり場所を確認する獅子舞、随分と高いな~、斜め後方は一軒目に採青を撮影した萬珍楼本店、中華街大通りは大混雑で店舗から店舗への移動は困難を極め、移動できてもカメラ操作が出来ないほどの混雑である。

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紅包が風で揺れる、獅子の中では前頭の人の足を後足の人の肩に乗せて持ち上げる、紅包が高い時は前足の人はジャンプする荒技もある

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採青のクライマックス、爆竹が轟音で炸裂、銅鑼・太鼓・シンバルなどが一段と鳴り響く

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獅子舞の前頭がご祝儀の紅包を右手に握っての顔見世で終了

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廣東飯店の隣の背を向けていた鵬天閣酒家に来た獅子舞、この後は後ろから押しかけて来た人に場所をとられて写真がない、油断大敵なのか油断禁物であった。

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鵬天閣酒家の隣にある横浜博覧館への移動方法は獅子舞の銅鑼・太鼓などを載せた台車の脇を離れず移動した。

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横浜博覧館の業種は中華街の分類では観光・エンターテイメント

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横浜博覧館、獅子が口から手を出して紅包を取り込む

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横浜博覧館前で獅子舞が顔見せして隣の店舗へ

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横浜博覧館の隣は老維新、業種は衣類・雑貨・工芸の部類

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老維新 獅子の口から手が出て来た

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老維新では紅包を手に取る

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桂宮では本物の採青がありました!本物が珍しい時代になったのか?紅包にチンゲン菜が載っています。

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桂宮の店内に入る赤い獅子舞

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帰り際に桂宮の軒先に吊るした青菜と紅包を口に入れました、獅子舞の中では前足の人を後ろ足の人が肩にのせて獅子が背伸びする

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龍海飯店は食べ放題のお店 

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ここの紅包は紅色とは限りませんでした、ここはピンク色でした

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ピンク色の紅包を飲み込んだ赤色の獅子、この店を最後に中華街大通りから関帝廟通りに移動した

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関帝廟通りの山下町公園の近くで別の獅子舞に遭遇、たばこ屋の前で

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獅子舞が紅包を手にもっていた、銅鑼・太鼓・爆竹の一団は人混み整理用の棒を持っていた。

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関帝廟通りにある「占い」のまるた小屋の採青

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まるた小屋は入口が低いので紅包も取りやすい

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占い師も中から現れてのご挨拶

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まるた小屋の隣は横浜中華街の衣類・雑貨・工芸などの業種34軒の一店舗、「凸凹堂横濱」の軒先に吊るした採青

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白い獅子舞が軒先に吊るしたご祝儀の紅包をつかむ後姿

黄色・赤色・白色の三色の獅子舞と中華街大通りの七店舗、関帝廟通りの三店舗の十店舗の採青を見て、撮って来た。
二日目の1月29日はは山下町公園の春節娯楽表演を観て、録って、撮った。


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コメント

早速快いお返事を頂きありがとうございます。
ブログをを拝見し、ケン様の素敵なお人柄を想像しています。どのお写真も優しさとエネルギーに満ちあふれ生き生きとしていますね。2月中旬1000枚のハガキを発送致します。そのハガキを受け取った人達は春の訪れを感じてハッピーな気分になってくれる事でしょう。先に”青い鳥と一緒に春を迎えに行きましょう”と言うフレーズを作っており、イメージ写真を色んな角度から検索していてようやく三日目にケン様のブログに行き当たりました。まさに求めていた写真にめぐり逢いました。本当に感謝しています。

10年以上継続している野鳥ブログ(最近は野鳥以外の記事が多くなり、八百長とも揶揄されています)どのような経緯でこのブログに辿りついたのか興味津々ですが、これも青い鳥がとり持つご縁かと思います。
冬鳥の青い鳥、瑠璃鶲が貴方様にとって
幸せの青い鳥になれば、時季のルリビタキもこのブログ全てのルリビタキも無性(無償)に
喜んでくれると思います。

突然のメールご無礼致します。私は服をデザインしデパートで販売している者ですが、この春の新作の色がケン様のお写真の美しい瑠璃鶲(2010.1.26)の色とぴったりマッチし、是非お客様にお届けするハガキに使わせていただきたくメールさせていただきました。もしご了解いただけるのであればご連絡いただきます様お願い申し上げます。
そして条件もお知らせ頂ければ幸いです。西村

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