法師♨長壽館
夫が言い出して妻がそれに従う、いくつになっても夫唱婦随が男の理想だが、同じ発音でも50年以上も連れだっているといつの間にか、本末転倒して、四字熟語が婦唱夫随となってしまった。
弥生に喜寿を迎えた夫と翌月の卯月に喜寿の誕生日を迎えた婦が、ここまでは夫唱婦随だったが・・・婦が言い出して夫が従ったのは、桜花の時季に三泊四日の観光と温泉旅行で夫婦で老体を癒してきました。例年の北海道長期遠征前には婦唱夫随は自然であり、現実的と思われた。
朝から雨降る4月11日に横浜を出発して、最初に向かったのは世界遺産の富岡製紙場経由三国峠の下にひっそりかまえる一軒宿の法師温泉長壽館、毎年3月か4月にお世話になっている郷愁の湯宿となっている。
前日の朝に雪が降った法師温泉長壽館は小雨であった。
本館前・法隆殿横の与謝野晶子の句碑も雪の中
草枕手枕に似じ借りざらん
山乃いでゆ乃丸太の枕 与謝野晶子
玄関の内部はいつもの歴史の重みを醸し出す重厚な佇まい、本館と法師乃湯と別館の三棟が国登録有形文化財である。
囲炉裏の火が赤々と
いつもの上原謙と高峰三枝子の国鉄時代のフルムーン
長寿館の名称と同じ長寿の湯
湯船の上にある長壽祝、還暦・古希の次が喜寿は三番目、まだまだ長寿祝は百十一歳まである
長寿の湯温泉分析表
別館の夕食はコタツの上での部屋食、温泉は自慢しても、料理は山合いの雰囲気ただよう料理
二の膳
法師の湯
法師の湯の源泉は旭の湯
法師の湯
玉城の湯入り口にある玉城 鳴がお出迎え
玉城の湯
露天の出入口から玉城の湯
玉城の湯露天風呂
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