鷽と櫻の想い出
今日はエイプリルフールの4月1日、日本語では四月馬鹿、嘘をついても
よいという風習の日である。国会の証人喚問では「事実は小説よりも奇なり」と証言した人よりも、100万円寄付した方が嘘をついているような気がすると感じる国民の方が多いと言われているそうです。4月1日の国会答弁なら許しても良いが、8億円も値下げした国有地など国民は真実を知りたいと願っている今日この頃である。写真は六年前に九州旅行の帰路に大宰府天満宮で孫の合格祈願を授かった際に境内で撮影した石と銅製の「鷽:ウソ」である。
学問の神様、菅原道真公のお使いの鳥となった鷽のウソのような話。鷽が天神様ゆかりの鳥になった経緯は道真公が蜂の大群に襲われたとき鷽が助けてくれたという伝説と太宰府境内の樹木につく害虫を駆除してくれたという言い伝えがある。ウソかマコトか鷽と学問の旧字の「學」がなぜか似ているのも不思議に思える。
今年の横浜のサクラ(ソメイヨシノ)はまだ満開前であるが、4年前の4月1日は桜は散り、葉桜になるほど満開が早かった年であった、そんな桜にウソが採餌に来た想い出の櫻と鷽の写真です。
2013年4月1日 三ツ池公園
鷽の雄
ウソの飛翔 葉桜とウソ♂ 二羽のウソ♂ 2013年4月1日三ツ池公園 2013年3月11日撮影 河津町踊り子温泉会館近くの白梅を採餌するウソ
ウソは天神様のお使いの鳥だが梅や桜の開花前の花芽や開花後の萼(がく)片や果実となる子房を採餌するので花を愛する人には嫌われる鷽である。
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