« あっけし桜・牡蠣まつり | トップページ | 樹上の鴛鴦の番 »

2017年5月19日 (金)

アカゲラの巣作り

 美空ひばりが歌う「みだれがみ」の歌詞に「赤いけだしが風に舞う」という」和服姿の裾から赤いけだしが見えた、艶っぽいくだりがあります。今日のアカゲラはそれをほうふつさせてくれました。
アカゲラは毎年巣穴を新築するので、既に十数ヶ所も巣穴の跡がある古木に、古い巣穴は朽ちています。その古木にまた嘴一本で新居を構築していました。働くのは雌で雄は巣穴の周りでウロチョロするだけで役立たずでした、どこかの人間社会と同じで雄は使い物になりません。二日間の観察でした。

 

_dsc8941_2

雌は躊躇なく巣穴を掘る作業を始めます 

_dsc8943

穴の中から木くずを取り出します

_dsc8945

何回も何回も穴の中に入り

_dsc8946

木くずを外にポッイと吐き出します

_dsc8966

 

体長の半分くらいまで掘り進んでいます。殆ど♀の作業です

 

_dsc8976_3

出入口の仕上げも丁寧に作業しています

_dsc8978

嘴に木くずがついています

_dsc93481

♂がやってきました、神経質なのか周囲を警戒してなかなか巣穴にはいりません」

_dsc93501

あたりを何回も見渡してから・・・

_dsc93521

ようやく巣穴の入口をチェック

_dsc93591

それでも中に入らず!

_dsc93631

巣穴の入口の上部を見て大丈夫?

_dsc93711

まだ躊躇している♂、こうなるとグズと言わざるをえません

_dsc93741

ようやく顔だけを入れたようです、穴掘りはせず飛びました。

_dsc93781

二日目です、雌がやってきました、工事再開です、嘴が木くずで汚れています(トリム)

_dsc93991

中に入りましたが体長の半分以上、赤い羽根が目立ちます、初日よりも工事が進んでいます(トリム)

_dsc94011

このアカゲラの番は巣穴作りは♀が掘り進めました。工事の完成を見ず、次の探鳥地に移動しました。営巣したか後日に再訪問する予定です。

« あっけし桜・牡蠣まつり | トップページ | 樹上の鴛鴦の番 »

野鳥」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« あっけし桜・牡蠣まつり | トップページ | 樹上の鴛鴦の番 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
顔文字教室
無料ブログはココログ
フォト