アカゲラの巣作り
美空ひばりが歌う「みだれがみ」の歌詞に「赤いけだしが風に舞う」という」和服姿の裾から赤いけだしが見えた、艶っぽいくだりがあります。今日のアカゲラはそれをほうふつさせてくれました。
アカゲラは毎年巣穴を新築するので、既に十数ヶ所も巣穴の跡がある古木に、古い巣穴は朽ちています。その古木にまた嘴一本で新居を構築していました。働くのは雌で雄は巣穴の周りでウロチョロするだけで役立たずでした、どこかの人間社会と同じで雄は使い物になりません。二日間の観察でした。
雌は躊躇なく巣穴を掘る作業を始めます
穴の中から木くずを取り出します
何回も何回も穴の中に入り
木くずを外にポッイと吐き出します
体長の半分くらいまで掘り進んでいます。殆ど♀の作業です
出入口の仕上げも丁寧に作業しています 嘴に木くずがついています ♂がやってきました、神経質なのか周囲を警戒してなかなか巣穴にはいりません」 あたりを何回も見渡してから・・・ ようやく巣穴の入口をチェック それでも中に入らず! 巣穴の入口の上部を見て大丈夫? まだ躊躇している♂、こうなるとグズと言わざるをえません ようやく顔だけを入れたようです、穴掘りはせず飛びました。 二日目です、雌がやってきました、工事再開です、嘴が木くずで汚れています(トリム) 中に入りましたが体長の半分以上、赤い羽根が目立ちます、初日よりも工事が進んでいます(トリム) このアカゲラの番は巣穴作りは♀が掘り進めました。工事の完成を見ず、次の探鳥地に移動しました。営巣したか後日に再訪問する予定です。
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