5月のタウシュベツ川橋梁
昨年7月初旬に初めて訪れた時は11のアーチが水没寸前で水面に映るメガネが撮れませんでした。今回も上士幌町の十勝西部森林管理署東大雪支署から林道通行の許可書とゲートの鍵を受け取り、層雲峡方面へ走り、丸山橋を渡り、橋の脇から林道ゲートの鍵を開けて、凸凹の林道を暫く走り、林道が開けた場所に駐車、駐車位置から約200m、雨水や湧き水と倒木のある昔の線路跡を歩くと眼前にコンクリートの残骸が目に入る。
2016年7月4日撮影のタウシュベツ川橋梁の解説
タウシュベツ川橋梁、1937年旧国鉄士幌線の糠平―幌加間に建設、1955年糠平ダムの完成にともない、新しい線路に置き換えられて使われなくなった。
5月7日の小雨のち曇りの日、雨が止んだ時に撮影開始、糠平湖の水位がなく湖底を歩いて撮影
全長130mアーチの数11が全てが撮れる位置まで渇いた湖底を歩き撮影、糠平湖の水位の変動で見え隠れする”幻の橋”といわれる。この日は橋げたの根元まで丸見えの日
タウシュベツ川の畔から崩壊ヶ所を撮影、対岸(旧糠平駅方面)に渡ろうとしたが川の流れが以外に早く、長靴よりも深いので断念・無念
1937年建設、今年で80歳になる”幻の橋”の傷み具合は想像していたよりも崩壊が進んでいる。コンクリートが崩れ鉄筋と砂利がむき出し、橋げたの根元に瓦礫の山が出来ている、渇水期にしか見れない傷み具合。
崩壊が進む水位”0”時のタウシュベツ橋梁
タウシュベツ川を渡ることは出来なかった、反対側の上流からの撮影、上流はかなりぬかるんで長靴の歩行は困難の箇所が多かった。
林道から歩いてきた方向からの撮影、これで橋を端から端まで一回りした感じ、晴天の風がない日に湖面にメガネが映る日が理想の日であるが今回は橋げたの下見の日であった。
車を停めた林道へ200m戻る帰り道、旧国鉄士幌線線路跡、タウシュベツ橋梁から旧幌加駅方面、長靴を履いていてよかった。
国道から180mにある展望台からコンデジ撮影、距離800m、ここで埼玉と東京からの観光客に出合う。200mでは全体が入らない。
次回の撮影はメガネ橋を撮影に6月中旬を予定しているが野鳥撮影とのタイミング次第、予定は未定。
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