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2017年7月28日 (金)

イワブクロの花とエゾナキウサギ

 7月中旬の十勝岳望岳台の登山道を歩きはじめると岩地の所々に、茎の上部に数個の袋状で淡い紅紫色や淡い藤色の花をつけた、高山植物の花イワブクロの花を見ながら30分程登ると、エゾナキウサギの棲み処(すみか)のガレ場に辿り着く。溶岩のスキマから少し離れた岩地の砂礫に生えIwabukuro1_3るイワブクロの花を食べにエゾナキウサギがガレ場の穴のスキマから出て来てくる。イワブクロが好物のエゾナキウサギの「花盗人」の様子を捉えました。 

棲み処(すみか)としているガレ場の溶岩のスキマの周囲の植物は何でも食べる。エゾナキウサギですが棲み処から離れた処に咲くイワブクロを食べるには危険なのか、食べる行動が素早い。

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ガレ場から出て来てイワブクロの花が咲く処まで素早く移動

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イワブクロの葉を食べているのかな?

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イワブクロの花を見て・・・巣に直ぐ戻る

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最初に出て来た時はイワブクロの花の前で葉を食べてから危険を感じたのか直ぐ巣に戻ってしまった。

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1分もしない内にまたイワブクロの花に現れました、余程未練があるのでしょうか

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手前のイワブクロを通過して奥のイワブクロへ(最初に葉を食べた方)

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イワブクロの花は茎の上に咲く・・・

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イワブクロの茎あたりを食べるのか、噛み切るのか

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イワブクロの花が動く!茎を噛み切ったようだ!!

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咲いていた場所にイワブクロが無い!その場で採食せずに、イワブクロを咥えて戻るようだ

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口に咥えているイワブクロと手前に咲いていたイワブクロ、巣に戻る俊敏な動作、撮れたのはここまで。
通常の採食はガレ場付近に咲くイソツツジやヒメスゲ(細い草)・コケ類などを植物なら何でもその場で食べる。それが何故?巣に持ち帰るのか??巣に待つのは?子がいるのか?番の♀なのか?

通常はその場で採食するエゾナキウサギの謎?花盗人の謎でした。

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