駒止湖のエゾナキウサギ
駒止湖がまだ凍てついていた今年の5月3日に、車中泊した鹿追町の道の駅、しかおい から、国道274号を走り、道の駅うりまく付近から道道85の鹿追糠平線に入り、扇ヶ原展望台を通り過ぎ、北海道最高地点の然別湖の手前にある駒止湖の駐車場に到着、同行者3人でガレ場に向かった、雪渓の雪道を所々で股までズブズブと残雪に潜りながらようやく辿り着いた。足元の下にまだ氷結している駒止湖が木々の間から下に見える。雪が無ければ10~15分の登山道を同行の二人に10分も遅れ、約30分も雪道を歩いて到着したナキウサギが棲息するガレ場。時節が早いのか撮影者は4人、最盛期には20~30人が集まるナキウサギのポイント。早朝6時にここで三脚と200-400mmレンズ、D500をセット、岩の上に腰かけて、時々付近を散策しながら2時間半程待つとエゾナキウサギが岩場に現れたのを初めて撮影した。大砲レンズではナキウサギが足元の岩場に来た時は撮れないガレ場でした。
撮影日2017年5月3日
ガレ場のマナー看板、歩道にロープが張られている
ガレ場の下に見えるまだ凍結していた駒止湖
ガレ場の周囲は残雪、ここに三脚を据える
ガレ場の上方は森林帯との境目あたり
そこの岩場に最初に現れたナキウサギ、鳴兎の♂はキチッキチッキチッという連続音で鳴くといわれるがこの時は聴きそこなったようだ
ヒゲが光るナキウサギ、顔からはみ出す長いヒゲは暗いところや狭い処でも楽に動ける高感度センサー
採餌中のナキウサギ、白っぽいコケのようなものを食べています、草や木の葉、草の茎・花やシダ・苔などを採食します
日向ぼっこ
草の葉を採餌
短い足
短い前足
あたりを見回す
愛らしい目、丸い耳、尻尾は短くて見えないエゾナキウサギでした
帰りに車で2,3分の然別湖に寄る、ネイチャーセンターの前あたりから湖畔に下りる
日本で一番長く凍り続ける然別湖の湖上に浮く「氷上露天風呂」のようです。営業期間は1月下旬~3月下旬、雪と氷で作られた浴槽のため極寒の時期限定で春には溶けてしまいます。
撮影日5月3日午後1時
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