俄老鉄のSL探訪69644号機(紋別市渚滑駅跡)
北海道で鳥撮りしている内に廃線・廃駅の多い北海道には静態保存のSLが数多くあることに気付き、子供の頃から魅かれていたSLを後期高齢者になってから俄かに撮影を始めた老鉄ちゃんを「俄老鉄・がろうてつ」と自称して、野鳥撮影の合間に静態保存のSL撮影巡りをしている。
昨年も69644号機は紋別の道の駅付近の運動公園に保存してある情報で探したが見つからず、今年はネットで確認すると既に2004年移設されていることが分かり、二年越しのSL探訪となった。保存場所が道の駅オホーツク紋別から約7kmの旧渚滑線の渚滑駅跡、現在は渚滑ふれあいパークゴルフ場である。この付近はいつもオムサロ原生花園へ行くオホーツクライン(国道238号)の街道筋、あと3kmも北西に走ると野鳥撮影のオムサロ原生花園である。
晴天ならば野鳥撮影、雨天ならばSL撮影の「晴鳥雨鉄」の気楽な稼業、今年の6月の天気は好天に恵まれず、小雨や霧雨の日が続きこの日も雨上がりの曇天でした。前日の滝上町郷土館の39628号機に続いての旧渚滑線沿線の静態保存撮影となった。これは旧渚滑線の終点と起点のSL撮影。渚滑線は国鉄が運営していた鉄道路線、紋別市の渚滑駅で名寄本線から分岐し、紋別郡滝上町の北見滝ノ上駅を結んでいたが1985年に廃線となった。(ウキペディアより抜粋転載)
公式側は線路が蕗の葉で覆われていた、屋根なしの露天保存ではあったが最近整備されたのか露天保存にしては塗装が新しく黒光りしていた。
9600形式の69644号機の正面、左後方の細い煙突は紋別市食品加工センター
非公式側にはキャビンの中が覗けるステップがある、後方の建物は紋別市渚滑高齢者ふれあいセンター
非公式側
非公式側のテンダー
テンダー後尾の上にカラスがとまる
動輪とシリンダー
キャビンとテンダー連結部
キャビンは両サイドとも鉄柵の扉で閉じられている
機関助士側からコンデジを入れての機関室の撮影
焚口扉は閉じられていた、窓に部品が外れてぶら下がっていた
テンダーの石炭口
テンダーとキャビン(機関室)
渚滑ふれあいパークゴルフ場
訪問日2017年6月4日 訪問記念写真
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