三度目のタウシュベツ川橋梁
三度笠は大阪・京都と江戸の間を月に三度往復したからそう呼ばれれるようになった、飛脚がかぶった顔面を覆う程深く作った菅笠(すげがさ)を三度笠と呼ぶそうです。三度笠で直ぐ思い出すのが昔のTV番組「てなもんや三度笠」、「清水の次郎長」などの股旅映画、TVでは長い楊枝を飛ばす「木枯らし紋次郎」などを思い出す。三度笠の流れで今回は三度目です。
2016年7月4日初めて訪れた時はアーチ橋が水没寸前で水面に映るメガネ橋が撮れません、完全に水没すれば幻の橋と呼ばれるタウシュベツ川橋梁です。今年は渇水期の5月8日に昨年同様に上士幌町の十勝西部森林管理署東大雪支署から林道通行の許可書とゲートの鍵を受け取り、273号音更トンネル手前の丸山橋を渡った直後に右折して、橋の脇から林道ゲートの鍵を開けて、凸凹の林道を約4km走り、林道が開けた場所に駐車、駐車位置から約200m、雨水や湧き水と倒木のある昔の線路跡を長靴で歩くと眼前にコンクリートの残骸が目に入る。人造湖の糠平湖の切株が一面にある湖底を歩き、崩れた橋桁のコンクリートと砂利の脇を歩き、崩れ逝くタウシュベツ川橋梁を撮影。
三度目は7月2日(日)にタウシュベツ展望台から見物したが、今年は7月になっても水が無い状態でした。幻のめがね橋の撮影は4度目以降になりました。下の地図の⑥タウシュベツ川橋梁の場所です。
2016年7月4日撮影 タウシュベツ川橋梁のアーチ橋部分は水没していた。めがね橋の撮影に時期が遅すぎました。
同じ日に上の地図のタウシュベツ展望台からの撮影、橋までの距離800mといわれる。2016年7月4日の写真
2017年5月8日林道を4km走り、駐車スペースからタウシュベツ川橋梁へ200mの廃線跡の景観
老朽化しているタウシュベツ川橋梁の注意書き
旧幌加駅方向からの撮影
人造湖の糠平湖底からの撮影、切株がゴロゴロ
湖底からタウシュベツ展望台を背にしての撮影、湖底の橋桁は10本、11のアーチ、タウシュベツ川橋梁の全景を見るには渇水期の5月のGWが最適とか
旧糠平駅方向から三本目の橋桁の崩落が目立つ
橋桁の根元に崩落したコンクリートと砂利が積もって山と化す
旧幌加駅方向の崩壊状態
橋の上の鉄筋コンクリート造りも鉄筋が目立つ崩壊が進む
タウシュベツ展望台からは見えない反対側の橋梁の崩壊、橋げたの下は崩落した砂利の山
タウシュベツ展望台からは見えない反対側のタウシュベツ川上流方向からの撮影
旧幌加駅方向から糠平湖と旧糠平駅方向の写真、ここまでは5月8日の撮影。
三度目は2017年7月2日(日)営林署は休日により、タウシュベツ展望台からの撮影
撮影日7月2日、5月8日とは水面がさほど変わらぬ渇水状態、今年は異常天候なのか、昨年は水没寸前だったが?
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