初春の放鷹術・女性鷹匠の振替
新年を迎えるにあたり、浜離宮恩賜庭園が正月2日から開園され、伝統ある鷹狩の技「放鷹術」の実演で女性鷹匠による「振替」が華やかに行われました。
「振替」とは鷹匠と鷹匠の拳の間を鷹に行き来させる訓練、裾前(担当鷹匠)のみならず、高貴な方、初めて会う方にも警戒せずに止まれるように教える。(当日配付されたリーフレットの説明より)
諏訪流放鷹術 田籠善次郎17代宗家より18代を允許(いんきょ:認可された)された大塚紀子鷹匠と稲田早苗鷹匠の女性鷹匠二人による初春の見ごたえある「振替」の共演・競演・協演でした。
撮影日2018年1月2日午後2時20分
大塚紀子鷹匠
大塚紀子鷹匠から押しだすように飛び出だしたオオタカ
待ち構える稲田早苗鷹匠 鷹にもお母さんの優しい笑顔
稲田鷹匠の左の拳に飛びつくオオタカ
稲田鷹匠から放されたオオタカ
稲田鷹匠から大塚鷹匠へ投げ出された直後
稲田鷹匠から大塚鷹匠へ
大塚鷹匠の拳に向かう オオタカに背を向けて受ける大塚鷹匠 左の鞢(エガケ)の拳に赤く見えるのはエサのトリ肉? オオタカが羽を広げてブレーキを掛けて止まる 餌は見せるだけで与えなかったようです 二度目の鷹に初速を付けての鷹飛ばし オオタカを投げ飛ばす 左腕から鷹を投げた瞬間 拳に餌を握って笑顔で待ち受ける稲田鷹匠 右手に持つ餌のトリ肉を見せている
エガケの左腕にとまる ご褒美の餌を与える 餌を食べるトリム 据前(すえまえ:飼い主)の稲田早苗鷹匠の拳の上で振替の終了、このあとは「渡り」の実演でしたが次回にします。
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