桜に鴬は、みんな夢の中
「梅に鴬」は梅に鴬が来るのではなく、梅に来るのは蜜を吸いにメジロが来るがウグイスの餌は蜜ではなく虫です梅には来ません。「梅に鴬」は春先に梅が咲き、ウグイスが鳴き始めるので、初春のころの取り合わせのよい光景のたとえのようです。
花札の花鳥の取り合わせでは1月は「松に鶴」、2月は「梅に鴬」、3月は「桜に幕」、今の花見はブルーシートの席取りが一般的ですが、昔は幔幕を張り花見の宴だったのでしょうか?花札の3月「桜に幕」の取り合わせは謎のように思えます。
花札にも登場する桜は今も昔も花鳥風月を愛でる人々に愛された花です。
2001年からサクラの名所百選の三ツ池公園で趣味の桜撮影を始めて、その四年後の2005年に野鳥撮影デビューしたのもこの三ツ池公園です。この公園も冬が明けて桜が芽吹く頃に、ホーホケキョと春告げ鳥と言われるウグイスが囀りはじめ、初春が訪れます。桜の満開時期には「桜と鶯」のコラボを期待して、カメラを肩に物見遊山と洒落れる出来心が湧いてきます。
ところがウグイスは桜には来ません、桜の近くの枝の多い灌木や躑躅の中でホーホケキョと囀り、桜には近づいて来ません。
芽吹きはじめた灌木の中に鴬を見つけました
ホーホケキョとソッポを向いての囀りです
なかなか全身は見せません
小枝の中でホーホケキョ
今度は逆光の中
逆光と弦植物の中でホーホケキョ
もう一度、ホーホケキョ
今度は藪から棒に同化しています
上に出て虫でも探しているのか、近くの桜は無視
「見返り鴬」が最後でした。
2年前にはサクラとウグイスが撮れたの夢のようです。胴咲き桜とウグイスをブログに貼ったのが夢のようです。
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