修善寺寒桜にメジロと鵯(ヒヨドリ)
暖かくなってきたので、久しぶりに三ツ池公園に行きました。寒桜群が咲きだいぶ春めいています。池の水面に映る日差しや木々の様子からも、春の気配が感じられます。野鳥撮影を日課としていた頃はスギ花粉の無い北海道や沖縄に「避粉の旅」に出掛けていた頃です。花粉の痒みで悲憤の涙を流しながらの避粉の旅でした。
後期高齢者になった頃から花粉症の症状が軽くなったような気がしますので避粉の旅はなくなりました。これは加齢に伴い免疫反応が低下して、花粉症の症状が軽くなったことです。ここ2,3年は目の痒みやくしゃみ・鼻水の症状が軽くなり花粉症の目薬や内服薬などは使用していません。それは自分のボケ具合と花粉症のボケとの競争でした。しかし、症状の消失ではありませんので目の痒み・くしゃみ鼻水などの症状はまだ続きますので相変わらずこの時期は嫌な季節です。ですが・・・この季節は、散り際が潔く美しい・・・「花は桜木 人は武士・・・」のサクラの花が咲きます。現役引退後に野鳥撮影を始める4年前(今から17年前)はサクラを追いかけていた、今は桜を追いかけて老いました。
野鳥撮影デビューした三ツ池公園の南門入口に寒桜群の修善寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)の高木が3本花盛りであった。上の池・滝の広場前あたりの寒桜は葉桜であったが大寒桜(オオカンザクラ)が修善寺寒桜よりも白っぽい花を咲かせていた。その他にオカメ桜と寒緋桜と四種の寒桜が早春を彩る三ツ池公園でした。横浜緋桜は大きな蕾。染井吉野はまだ固い蕾でソメイヨシノの開花が待ち遠しい今日この頃です。
撮影日3月13日
三ツ池公園南門に3本の修善寺寒桜、花は中輪の一重の紅紫色、寒緋桜と大島桜の交雑種と言われる。
伊豆の修禅寺に境内がはじまりの「修善寺寒桜」を吸蜜するヒヨドリ、縄張り意識があるのか、メジロが来ると追い払うヒヨドリ
下の池のテニスコート更衣室前にオカメが咲いていた
緋寒桜と豆桜の交配のオカメは小輪の花
オカメ桜の地面にガビチョウの番、白ボケは水仙の花
テニスコート近くの緋寒桜の若木、寒緋桜・台湾桜とも呼ばれる
緋寒桜は小輪を下向きにひたむきに釣り鐘状の濃紅紫色、花の萼筒は鐘形、萼筒萼片とも紅色、開花期は3月中旬。« 2月は精神的身体的に憂鬱な日々でした | トップページ | 桜咲く公園の虎鶫(トラツグミ) »
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