第71回松前さくらまつり 4月28日~5月13日まで開催されていますが4月30日は松前神楽が国指定・重要無形民俗文化財に指定された記念 に松前城本丸広場にて12時より神楽初からはじまり14時45分の長時間にわたり公開公演されました。400年受け継がれる伝統の舞の記念写真となりました。
神楽初からはじまり、1番~18番までお神楽が舞いました。

神楽初(かぐらそめ)神前に奏上する序曲で「神楽初の曲」を用いる

神楽初(かぐらそめ)

1.榊舞(さかきまい)神職が朝夕、神前に参進し、御幣と神楽鈴を持ち、神域を祓い清めるという姿を表した一人舞。

榊舞(さかきまい)

2.福田舞(ふくだまい)跡祓い舞とも言われ、四方の神々を拝み、祓い清めて諸々の災いを除き、五穀豊穣を祈る一人舞。

福田舞(ふくだまい)

3.鈴上舞(すずあげまい)女性が神楽鈴と白扇で舞う。天女が天降る様を表す二人舞。

鈴上舞(すずあげまい)

4.二羽散米舞(にわさごまい)雌雄の瑞鳥の形をした兜を頭に付けて舞う舞で、夫婦和合・領内平和・五穀豊穣を祝う舞。

二羽散米舞(にわさごまい)

二羽散米舞(にわさごまい)

荒馬舞(あらうままい)

5.荒馬舞(あらうままい)領主が愛好した馬術の様子を即興的に舞化したとされる一人舞。

6.山神舞(さんじんまい)山神にご覧いただくために、海鳥が舞い遊ぶ姿の様子を舞う一人舞。

山神舞(さんじんまい)

7.千歳舞(せんざいまい)幾千歳の歳を重ねた老翁、長寿の文箱を得て歓喜して舞う翁、三番叟の箱開きの一人舞。

千歳舞(せんざいまい)
8.鈴上舞(すずあげまい)女性が神楽鈴と白扇で舞う。天女が天降る様を表す四人舞。
9.獅子舞(五方の舞)「ししまい・ごほうのまい)獅子が悪魔祓いの舞をまって鎮まる舞。

獅子舞(五方の舞)「ししまい・ごほうのまい)

10.利生舞(りしょうまい)二羽散米舞を略したものといわれ、鳥の兜をつけず、鈴と扇だけを持って舞う二人舞。

兵法舞(ひょうほうまい)
11.兵法舞(ひょうほうまい)長刀と刀を持った二人の武人の舞で、戦勝成就を祈る二人舞。
12.福田舞(ふくだまい))跡祓い舞とも言われ、四方の神々を拝み、祓い清めて諸々の災いを除き、五穀豊穣を祈る一人舞。

神遊舞(かんあそびまい)
13.神遊舞(かんあそびまい)二人の貴人が弓矢をもって四方の悪魔を退散
14.二羽散米舞(にわさごまい)雌雄の瑞鳥の形をした兜を頭に付けて舞う舞で、夫婦和合・領内平和・五穀豊穣を祝う舞。

二羽散米舞(にわさごまい)

翁舞(おきなまい)


15.翁舞(おきなまい)面が白く、背が高くて心優しい翁が、額ににシワが幾重によっても身体堅固で、幾百濟を経て身分の高い位に上った姿を表した舞で、舞の中で願い事を言葉に表し,延命息災・立身出世を祈って舞う一人舞。

三番叟舞(さんばそうまい)
16.三番叟舞(さんばそうまい)背が低く、顔の黒い精力絶倫の老人が子孫に恵まれ、今なお健康長寿であることを喜び、腰をかがめながらも元気よく大地を踏みしめて舞遊ぶ姿を表した一人舞。

七五三引舞(しめひきまい)

七五三引舞(しめひきまい)
17.七五三引舞(しめひきまい)七五三祓舞とも言われ、白扇の舞で四方と中央を祓い、後半に真剣で注連縄を切り払い、悪魔退散・国土安泰・千秋万歳を祝福する一人舞。

獅子舞(五方の舞・面足獅子){ししまい・ごほうのまい・もたりしし}

獅子舞(五方の舞・面足獅子){ししまい・ごほうのまい・もたりしし}

獅子舞(五方の舞・面足獅子){ししまい・ごほうのまい・もたりしし}
18.獅子舞(五方の舞・面足獅子){ししまい・ごほうのまい・もたりしし}面足獅子は、佐々良または猿田彦という天狗が、鎮まっていた獅子を起こして遊び戯れ、最後に獅子に天狗が長い鼻を噛まれて終わる。
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