エゾフクロウは猛禽類です
フクロウは静寂な森の中で見つめる大きな目、頭を180度回転させたり、首をかしげて思案する姿は賢者の佇まいを感じることから、西洋では森の賢者と呼ばれ、日本では「不苦労」や「福籠(福がこもる)」「福老」の字をあてて、不苦労に通ずるとして、福を呼び込む幸福と安心の縁起や不老長寿の象徴になっています。
このような人気者のフクロウも見かけによらず、どう猛な一面があります。かぎ状の鋭い嘴と鋭く尖ったかぎ爪を持ち、ネズミなどの小動物や鳥類も餌にするため、カラスや鳥類がフクロウを見つけるとやかましく鳴きたて執拗に攻撃するモビングなどを見掛けます。
撮影日6月4日撮影地 釧路市阿寒町
いつものエサはネズミですが今日の獲物は🐀よりもかなり大きいエゾリスのようです。
巣立ちした一番子への給餌に飛び出し
3日に巣立ちしたと思われる一番子への給餌の開始
一番子は初めてネズミよりも大きい餌に驚いたのか戸惑っている様子に見えます
お母さんはもう一度捌いてから・・・ 無理やり押し付けますが一番子は食べません、咥えません。 また捌き直してから・・・こんな様子が3回も見えました 給餌する親の頭をモズが何回もモビングしに来ます、近所で子育ての営巣中のようです やっと一番子がエゾリスを咥えたので、お母さんは逃げるように跳びました、これを高跳びと言うのでしょうか 一番子の傍に高跳びです 一番子の採餌の様子を見るのでしょうか
モズは猛禽類と同じように鉤(かぎ)状の鋭いくちばしを持っていますが鉤爪はないようです、他の鳥を捕食することもあるようですが猛禽類ではないようです。
« ニ番子の巣立ち | トップページ | クマゲラ雛の落下 »
「野鳥」カテゴリの記事
- ツバメのお宿は道の駅(2022.06.09)
- 道の駅・ツバメのコロニー(2022.05.25)
- 鶴見川のカワセミの回顧録(2022.05.14)
- ハヤブサ雛から巣立ちの給餌記録(2022.05.11)
- 花桃に四十雀(2022.04.01)
ミントさん こんにちは
縁起物のフクロウの置物を集めていますが
可愛いフクロウもワシタカ目・ハヤブサ目・フクロウ目
は鋭い鉤嘴と鉤爪をもつ猛禽の仲間なんですね。諺に追加が必要です;能ある鷹は爪を隠す、可愛いフクロウは鉤爪をかくす。
投稿: ケン | 2018年6月12日 (火) 09:44
ケンさん こんばんは^^
可愛いですね♪
フクロウも猛禽・・・なんですねぇ・・(^^A
エゾリスを食べちゃうのですか!生きて行くためには・・しょうがないですね・・
投稿: ミント | 2018年6月 9日 (土) 20:12