塩害桜の梢に蝦夷鶲
三ヵ月前に蝦夷から帰浜して、愛知県田原市の渥美の森でこの秋に初めて撮った野鳥。繁殖地が北方四島以北のサハリン・カムチャッカなどからの旅鳥の蝦夷鶲(エゾビタキ)が南方へ東南アジアなどの越冬地へ日本列島各地を南下する旅の途中に渥美半島に寄ったものでタカの渡りの時期にこの地でよく見かける。春に繁殖地への北上よりも秋の南下の時期に見掛けることが多い。北方四島以北が繁殖地により名前に蝦夷が付いていると思われるようである。よく似ているサメビタキ族三種のコサメビタキ・サメビタキ・エゾビタキの中で一番大きい14・5cm。雌雄同色であり、背面は灰褐色、腹面は白く暗褐色の縦縞が明確に並ぶのが外見の特徴。
撮影日10月10日~14日
台風による塩害ですべてが落葉した枯れ木のように見える山桜の梢
梢から好みの昆虫をフライングキャッチするのが得意
枯れ木のように見える山桜の梢のエゾビタキでした
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