平成最後の新春の空に鷹が舞う Ⅱ
新春の空に鷹が舞う! 将軍家の御鷹場(おたかば)であった浜離宮庭園で、鷹匠による伝統ある鷹狩の技「放鷹術(ほうようじゅつ)」の実演が行われます。
1月2日(水曜日)・3日(木曜日)
11時00分・14時00分(各回60分程度) ※雨天中止
正月ボケで遅くなりましたが1月2日午前11時からの午前の部は1月5日のブログで掲載済み、更に遅くなりましたが、本日は2日午後2時からの午後3時頃までの2回目の放鷹術の実演です。
午後の部開始前の諏訪流放鷹術のトップ3。左から17代宗家田籠鷹師、18代宗家大塚鷹師、稲田早苗鷹匠。自分の車と同じメーカー・車種・カラーの稲田鷹匠の車の調子とオオタカの様子を聞くと車は鷹の箱が二つ入り便利だそうです。オオタカの巴(ともえ)は体調不良(ストレス?)で今日は出番がないようでした。
最初は鷹匠が拳に鷹を据えての四人の輪回りはいつものように始まった。
午後の部 大塚鷹師の開会あいさつ
2014年春に鷹匠の世界を映像で伝えたドキュメンタリー映画「ぬくめどり」の中では2013年に鷹匠補から鷹匠への昇格試験では見事合格した稲田早苗鷹匠。「ぬくめどり」では会計事務所勤務のかたわら毎朝出勤前に近くの公園で鷹を据えて歩く姿があった。2014年から鷹匠として放鷹術の実演に参加している。昨年はオオタカ♀巴の据前(巴の飼い主)として「渡り」と「振替」の実演に出演しておられた。今年はオオタカ雌巴(ともえ)の体調がすぐれず、実演の出番がなく、午後からは放鷹術の実演の司会者をされていた。諏訪流の歴史や放鷹述の由緒など良く通る声での解説であった。
堀内門下生の振り替え
振り替え
大塚鷹師の振り替え
18代宗家大塚鷹師の渡り
18代宗家大塚鷹師の渡りの実演
観客席から3名の振り替えの希望者に鷹匠が要領の説明
希望者3名のうち女性客は2名、振り替えの指導は大塚鷹師
ハリスホーク(モモアカノスリ)が飛んできた
振り替え体験後の感想のインタビューをする稲田鷹匠
午後の部の最後の実演は大塚鷹師による「飛流し」、鷹匠の拳から飛び立ったオオタカがバードランチャー(放鳥器)から飛び出した鳩を捕獲して地上に降ろす実演。
オオタカがバードランチャーから打ち出され空高く飛ぶ鳩を目指して追いあげる
ビルの屋上よりも高く飛ぶハト、追うオオタカ
トリム
トリム
急降下・ハトを追跡するオオタカのトリム
オオタカがハトを捉えた瞬間
ハトを抱えて地上へ
狩りをして地上に降りたオオタカ
新春の空に鷹が舞う!実猟の如く華麗な放鷹術の実演の終了です。
例年はF4 200~400mm望遠レンズの写真でしたが今年は主にF2・8 24-85mmレンズで会場風景を撮りました。
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