熱海梅まつりの野点と演芸
四年前から熱海梅園の梅やあたみ桜に来るメジロなどの撮影で来た熱海温泉であったがいつの間にか撮影対象が小鳥から粋な芸妓さんにすり替わった。寄る年波の心変わりだろうか。一生懸命に生きる終活の一笑だろうか。
1月12日の第9回あたみ桜まつりオープンセレモニーに引き続いて、今年二度目の2週間振りの熱海温泉、1月27日(日)午前十時より第75回熱海梅園梅まつり開催中の中央広場は早咲きの梅が見頃を迎え、梅見日和の晴天の下に、熱海芸妓組合主催の熱海芸妓の野点茶会で抹茶をふるまわれて、粋なもてなしを受けた、その後の梅まつり演芸番組で正月衣装で登場した立方の芸妓衆が地方の唄や三味線・太鼓の音色で舞い、日本髪の芸妓さんの艶やかな舞は、梅まつりに相応しい華やかな舞台を堪能した。
1月5日から開催されている熱海梅まつり、二度目の27日は早咲きの梅が見頃であった。梅まつりのパンフレット
野点茶会は、松籟庵宗苑さん指導のもと、初豆さん・こはくさん・美保さん・かえでさん・一代さん・琴千代さん・千代華さんがお点前を披露、お客様にお茶を振る舞いました.。配布された演芸番組表
9時頃 早めに中央広場に到着したので、野点茶会の道具を準備する芸妓さんがいました。
野点茶会の準備をするこの日一番目にお点前を披露する熱海芸妓の美保さん
野点茶会開始の挨拶、右端はお点前指導の松籟庵宗苑さんとお点前を披露する芸妓の皆さん
最初のお点前 美保さん
振る舞われた抹茶
お点前が二番目の芸妓さんが替わる
お点前の芸妓さんの交代
二回目のお茶の振る舞われる一代さん
美保さん
白梅を背景に琴千代さん
三番目の芸妓さんの野点
早咲きの白梅の下での野点茶会
時代劇でしか見られない日本髪の芸妓を目の前にして
お点前を振る舞われたお客は1回24名、この日は午前中3回で72名のお客が粋なおもてなしを振る舞われた。
粋な野点に続き梅まつり演芸番組は「熱海芸妓連演芸会」を開演。演目は「伊豆おけさ」「けんかかっぽれ」「御所のお庭」「万才くづし」「深川くづし」「梅まつりの唄」「三下り甚句」七演目でした。
立方(踊り:関美さん・いろ紙さん・美保さん・こはくさん・まき福さん・小夏さん・琴千代さん・蘭さん、
構成振付:花柳稔さん、舞踊指導:花柳寿賀洲さん・花柳あらたさん)と、地方(唄:小文さん、三味線:旬子さん・初菊さん、陰囃子:小いちさん、地方指導:花季彌生さん、鳴物指導:望月左之助さん)の息の合った舞台に、演目ごとに大きな拍手がおくられました。
地方:唄 小文さん、三味線:旬子さん初菊さん、陰囃子:小いちさん
2.「けんかかっぽれ」
男踊り?
4.「万才くづし」 中央の美保さん
5.「深川くづし」 関美さん
6.「梅まつり」 美保さん
7.「三下り甚句」 熱海芸妓七名全員
演芸のあとは甘酒の無料サービスで午前の部は終了です。
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