浜離宮放鷹術のオオタカ
正月二日の浜離宮恩賜庭園で実演された諏訪流放鷹術の鷹匠とオオタカです。
鷹匠にとって浜離宮恩賜庭園は日頃の訓練を披露する晴れ舞台と思われますが長年観覧していると年々の変化にも気づきます。昨年はママさん鷹匠の稲田鷹匠は実演に参加されていましたが今年は見えませんでした。同じく女性の榊原鷹匠補と龍鷹匠補の女性鷹匠の姿が見えません。この3名に何があったのでしょうか?昨年は大学受験で欠席された篠田鷹匠補が今年は鷹を据えて輪回りに出演していました。堀内鷹匠補は下図の鷹匠衣装で出演していましたが昨年は法被姿の門下生(見習い)の衣装でしたのでこの一年間で鷹匠補試験に合格されたようです。今年から男性の鈴木門下生はオオタカを据えて、女性の鈴木門下生はハリスホークを据えて輪回りに参加されていました。両名とも浜離宮は初舞台のようです。このように毎年のように諏訪流放鷹術の実演には変化があります。
当日現場で配布された「諏訪流放鷹術の実演」の説明書より抜粋
実演前の記念写真、後列の鷹匠が実演の鷹匠たち
オオタカをその場の雰囲気に慣らす、左の拳に鷹を据えて時計回りに輪回り
諏訪流放鷹術鷹匠一同が整列して実演前の挨拶
諏訪流17代宗家(先代)田籠鷹師
諏訪流18代宗家 大塚紀子氏
左の拳に据えているのは珍しい白いオオタカ
午前中の実演終了後に客席に来てのオオタカの披露でした
昨年は大学受験で見えなかった篠田鷹匠補
菊池鷹匠補 据えているのはオオタカ♀
オオタカ♀の頭の毛が立っていた?
堀内鷹匠補 昨年は門下生の法被姿だったので鷹匠補に昇格
鈴木門下生
鈴木門下生 オオタカ♂
鈴木門下生 ハリスホーク
据え替えの実演
撮影日 正月2日午前中の放鷹術実演より
« 令和2年正月二日の浜離宮庭園 | トップページ | 梅まつりとミス熱海・梅の女王 »
「野鳥」カテゴリの記事
- シマエナガの寒中見舞い(2024.01.07)
- ブログの目標・野鳥400種撮影の回顧(2023.11.16)
- 江の島のハヤブサ巣立ち回顧録(2023.09.18)
- 利用可能ディスク容量は残り僅か (2023.09.03)
- 野鳥撮影の最初は公園のカワセミ(2023.08.11)
コメント