2月15日涅槃堂祭り(寝釈迦像)
昨年は河津桜まつり期間中に公開される日本三大寝釈迦像の沢田・涅槃堂・寝釈迦をお参り致しましたが、釈迦が生涯をとじた命日の2月15日に百万遍念仏の法要が営まれる年一度の涅槃堂祭りを知り、この日が来るのを一年間待ち望んでいましたがやっと望みが叶いました。涅槃堂の寝釈迦像については昨年のブログで紹介しましたので割愛しますが今回は午前10時より始まった涅槃堂祭りは河津町沢田地区の人々の活躍で守り継がれてきたことを知りました。
撮影日2月15日
涅槃堂祭りのポスター
左は2月15日に団子の振る舞いとともに頂いた。右は涅槃堂の御朱印
シャカが入滅した時の様子が表現されているヒノキの一本造り、全長239.39cm、漆の上に金箔を張り付けた漆箔、螺髪の青色と唇の紅色、体の金箔などがよく残っている。背後に釈迦を極楽浄土に迎えに来た阿弥陀三尊像、一般の公開日は寝釈迦像はガラス戸の中ですがこの日はガラス戸がありません。
寝釈迦様の右側に12体の配属像
寝釈迦様の左側の12体の配属像、悲しんでいるようには見えないユーモラスな感じです
涅槃会の準備中の涅槃堂
お弁当や豚汁などの出店中
甘茶などのお土産売店
涅槃堂裏手の見晴台に登りました、前回のブログはこの河津桜に吸蜜に来たメジロです。
午前10時に三養院住職によるお堂の軒下に吊るした鐘を衝いて開始です、地元の方からの情報で訂正します。お坊様は林際寺住職様に訂正します。失礼しましたお詫び申し上げます。m(_ _)m
寝釈迦像のローソクに点火 臨済宗林際寺住職
三養院住職(林際寺住職に訂正)に続いて般若心経を全員で唱える
般若心経を唱える様子
般若心経の次は尺八奏者平野透山(ポスターに氏名がありました)
尺八と琴の奏者の演奏
つづいてギター奏者と歌のお姉さんの出番がありました
涅槃堂の管理者からお堂と寝釈迦の由来などの説明がありました、曹洞宗・三養院の控寺(葬儀などにお坊さんが待機する寺)として寛政年間(約390年前)に建立
2月15日は土曜日でしたので地元の小学生の参加が多かった
老若男女による百万遍念仏、南無阿弥陀仏を”なんまんだぶ~”と称名しながら1080の数珠玉を回した回数をカウントする人もいました
三養院住職(林際寺住職に訂正)のマイクから南無阿弥陀仏(なんまんだぶ~)の称名が響き渡る中を老若男女問わず百万遍念仏が行われ数珠を回す人も交代する、余興に出演した百八奏者なども参加していました。
百万遍念仏の途中に客席から退座して参道を通ると地元のホテル・旅館の調理人?の氷アートが5柱ありました
参道入口の作品は寝釈迦でした
この後は野鳥撮影で河津川河畔を散策する予定でしたがこれを変更して今回は、河津駅の舘橋近くの鉄橋を通過する伊豆急の撮り鉄にしました。
2月27日地元の方の親切なコメントで文中のお寺は三養院→林際寺(河津町沢田)に訂正します。
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地元人様
コメントをありがとうございます。
お寺と和尚様を聞き間違えて失礼致しました。早速赤字訂正をさせていただきました。
歳をとるとお寺様とのご縁が近くなりましたが、お坊様を間違えるようでは後利益も坊主になりますね。
ご指摘をありがとうございました。
投稿: ケン | 2020年3月 2日 (月) 10:18
ブログ紹介ありがとうございます。一言情報です。写真で写っている和尚さんは三養院の住職ではなく、林際寺の住職ですね。三養院さんはお休みでした。
投稿: 地元人 | 2020年2月26日 (水) 23:20