修善寺温泉・登録文化財の新井旅館
修善寺温泉街の中心にある1872年から創業148年の老舗旅館の純和風建築、国の登録文化財の宿、新井旅館に弥生3月に傘寿・連れ合いは卯月4月生まれの夫婦共々が傘寿の記念に宿泊しました。平日のみならず新型コロナウイルスの最中とあって道路も温泉街と旅館も空いていました。これも世間の出来事にこだわらなくなった思い出になる記念日でした。
撮影日3月17、18日
新井旅館のパンフレット表
新井旅館 人力車が玄関横に置かれて老舗旅館の佇まい
仲居さんに案内された桐の棟(準特別室)桐3号室
桐3の部屋は華の池の上に浮かんでいるような錯覚する部屋です
ベランダの下は華の池、人の気配で池の鯉が群がる
花の棟から華の池越しに撮影、角部屋一階の宿泊した桐3号室
風呂付の部屋は温泉のかけ流しでいつでも温泉を満喫できる
天平風呂・あやめの湯・野天風呂の3つの温泉は時間により男女の入れ替え制、夕食前に天平風呂へ、女房殿はあやめの湯と野天風呂へ
大きな柱石の天平風呂、3時のチェックインで直ぐに入浴では貸切状態、二つの浴槽を行ったり来たり、大きく豪華な風呂で独り占めを満喫する
天平風呂 昭和9年築 大きな柱石の上に台湾から運んだ檜の芯去り材を使った総檜造り様式・材質・技術のすべてに優れた名建築
天平風呂の帰りに無料の貸切風呂かわせみをハシゴする
令和2年3月17日夕食の弥生・献立表、年寄りには食べきれず!
箸付は手前に桜チーズ豆腐と新玉葱摺り流し、前菜は季節の野菜など七品、食前酒を飲んだ後は生ビールを楽しみながら前菜を一つ一つ味わう
傘寿の記念写真
食後の時間帯は男の時間はあやめ風呂
あやめ風呂も二つ目の奥にあやめの形をした浴槽
あやめ風呂から部屋に戻る途中にあった書画展示室で頂戴した新井旅館の由緒ある観音菩薩像の版画
翌朝6時にフロントの脇にある地下通路を通り無人の野天風呂へ
木漏れ日の湯とも呼ばれる、この後に男性6:45までの天平風呂へ急ぐ
天平風呂 朝も貸切状態 仲居さんが言っていたが男性の時間は池の鯉が来ないとか・・
浴槽の中からラッキーのも池の鯉を眺めることが出来た
朝食は部屋食の8時30分、アサリの味噌汁が美味かった
食後はあやめ風呂へ、ここでも池の鯉を眺めながらの朝風呂
花の棟二階から明治14年建築の青州楼を撮る
朝6時30分頃のフロント
桐3の部屋に行くには明治32年築の渡り橋を通り
貸切風呂入口前通り廊下突き当りから桐の棟の廊下を渡る、有料の貸切風呂の睡蓮は一度も入らず、無料の貸切風呂かわせみは二日間で二度の入浴
下は貸切風呂の睡蓮の屋根、左は玄関棟、右は青州楼
玄関前で撮影した明治14年築の青州楼
翌日10時の新井旅館玄関前
15棟もある登録文化財の宿に宿泊し、登録文化財の歴史と文人墨客の足跡を学び、新形コロナウイルスの影響か宿泊客の稀な由緒ある温泉宿で天平風呂・あやめ風呂・野天風呂の3湯とも貸切状態で温泉に癒された旅でした。
帰路の達磨山高原で撮影した富士山です
« 修善寺温泉街の散策 | トップページ | 桜の梢に百舌鳥 »
「温泉」カテゴリの記事
- 三日目は大江戸温泉物語ホテル木曽路(2023.08.27)
- 能登から飛騨高山・高山グリーンホテル(2023.08.26)
- 三泊四日温泉旅の初日は和倉温泉加賀屋(2023.08.25)
- 水上温泉から大江戸温泉物語伊香保へ(2023.07.08)
- 谷川温泉・檜の宿 水上山荘(2023.07.01)
コメント