浦臼神社のカタクリの花芯
カタクリの花は下向きに花弁を開くので花の中心にあるメシベとオシベの花芯を撮ることは稀であると同時に難しいようである。カタクリの「花芯(かしん)」を撮るためにカタクリの花のすぐ脇で腹ばいになって一眼レフの底にあたる部分を地面に付けて撮るCMもいるほど、ひたむきに下向きに開く薄紫色のカタクリの花芯撮影は難しい花です。
花芯に関するWebを散見すると中国語で花芯は「子宮」と言われる。小説家で尼僧の瀬戸内寂聴氏が1957年に新進作家の当時、瀬戸内晴美として発表した「花芯」は批評家から「子宮作家」「エロ作家」などとと批判されそれから5年間、文壇的沈黙を余儀なくされるきっかけとなった伝説的な作品と言われる。「花芯」は2016年に村川絵梨の主演で映画化されている。
本格的にカタクリの花芯を撮る訳でもなく、遊び心でコンデジのマクロ写真を過信して撮影したカタクリの雌しべ雄しべの花芯です。
撮影日4月22日13時~14時頃
朝はつぼんでいた花弁が昼過ぎには開いていた朝の霙が雨になり朝露として葉や花弁に残るカタクリの花コンデジ撮影
横からのコンデジ撮影
昼間は開いているが夜は雌しべ雄しべの保護に花弁がつぼむ
コンデジを地面につけ近づいたが手振れでピントが甘かった
二つのカタクリが重なった?
メシベとオシベが撮れた
片手間に境内をコンデジで撮り歩いたカタクリでした
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