目標400種達成は姉羽鶴でした
昔の事を思い出すツルの記事を見ました、先月末に過去に3回遠征したことがあるツル越冬地の鹿児島県出水市の出水平野でアネハヅル1羽が2年連続で羽を休めているネット情報を見ました。2004年以来の昨年は15季ぶりに1羽が確認された迷鳥の“珍客”で、今年も飛来してきたので出水平野に2季連続しての迷鳥は珍しいとツル越冬地の評判のようです。
アネハヅルはL95cmのツルの中では最小の大きさです、夏はモンゴル以西の中央アジアに生息・繁殖して、越冬地へ渡りの際は高度5千~8千メートル級のヒマラヤ山脈を越えて、冬はインドやアフリカ中央部などで過ごす渡り鳥です。日本には数年に一度といわれるアネハヅルが大陸からの偏西風に乗ってきたのか、台風の影響からか、日本に迷い込んできた時に撮影したものです。
なんとこのアネハヅルが野鳥撮影の目標であった400種目しかも珍鳥でした。
2012年10月24日に日本から抜けたと思われる旅立ちの日に、石川県七尾市で最後の姿を撮影していたのです。この珍鳥が後日の確認で400種目でした。
ツル目ツル科アネハヅル属。ツル科の中では体が最も小さい全長約95センチ。雌雄同色、全身が淡青灰色で、目の後ろから白い飾り羽が出ている。額から顔、胸まで黒く飾り羽がある。足は黒く虹彩は赤い。
2012年10月24日石川県七尾市で撮影したアネハヅル
田んぼのあぜ道で羽を披露
自慢の黒い飾り羽を見せびらかすように赤い目が可愛い!
羽ばたきながら飛び立ちの日でした
どこへ行くのか一路平安を願った飛び立ち。8年も昔の出来事です。
このブログに登録した鳥名のカテゴリーは不適切だったのか何故かその他のカテゴリーの扱いになっています。
◎その他のカテゴリーのエピソード(8年前にアネハヅルが記載されていなかったから、2012年10月に親切な鳥友から情報をいただいて石川県七尾市に撮影に出かけた経緯があります)
アオアシシギ アオゲラ アオサギ アオシギ アオハライソヒヨドリ アオバズク アオバト アカアシカツオドリ アカオネッタイチョウ アカガシラサギ アカゲラ アカショウビン アカハラ アカヒゲ アトリ アナドリ アマサギ アメリカウズラシギ アメリカコガモ アメリカヒドリ アリスイ イカル イソヒヨドリ イヌワシ イワツバメ ウグイス ウスハイイロチュウヒ ウソ ウトウ ウミスズメ ウミネコ エゾビタキ エゾフクロウ エゾライチョウ エナガ エリマキシギ オオアカゲラ オオクイナ オオコノハズク オオジュリン オオソリハシシギ オオタカ オオハクチョウ オオハム オオヒシクイ オオマシコ オオメダイチドリ オオヨシキリ オオルリ オオワシ オガワコマドリ オグロシギ オサハシブトガラス オシドリ オジロビタキ オジロワシ オナガミズナギドリ オバシギ カケス カササギ カシラダカ カツオドリ カラスバト カラフトワシ カワガラス カワセミ カワラヒワ カンムリワシ キクイタダキ キセキレイ キビタキ キマユツメナガセキレイ キョウジョシギ キリアイ キレンジャク キンバト ギンザンマシコ クイナ クビワキンクロ クマゲラ クマタカ クロガモ クロサギ クロツグミ クロツラヘラサギ クロトウゾクカモメ ケイマフリ ケリ コアオアシシギ コアカゲラ コイカル コウライアイサ コオリガモ コガラ コゲラ コサメビタキ コチョウゲンボウ コハクチョウ コブハクチョウ コマドリ コミミズク コムクドリ コヨシキリ コルリ ゴイサギ ゴジュウカラ サシバ サンコウチョウ シジュウカラ シノリガモ シベリアオオハシシギ シマアオジ シマアジ シマゴマ シマノジコ シマフクロウ シロガシラ シロハラ シロハラクイナ シロハラホオジロ ジョウビタキ ズアカアオバト ズグロカモメ ズグロミゾゴイ セイタカシギ センダイムシクイ ソウシチョウ タカブシギ タシギ タマシギ タンチョウ ダイシャクシギ チゴハヤブサ チョウゲンボウ ツクシガモ ツツドリ ツバメ ツバメチドリ ツミ ツメナガセキレイ ツルシギ ツンドラハヤブサ トウネン トラツグミ トラフズク ナベツル ノグチゲラ ノゴマ ノスリ ノハラツグミ ノビタキ ハイイロチュウヒ ハイタカ ハギマシコ ハクガン ハシナガウグイス ハチクマ ハチジョウツグミ ハヤブサ バン ヒクイナ ヒドリガモ ヒバリシギ ヒメハマシギ ヒレンジャク ビンズイ フクロウ ベニバト ベニマシコ ホウロクシギ ホオジロ ホオジロカンムリツル ホシガラス マガモ♀ マガン マナヅル マヒワ マミジロ マミチャジナイ ミサゴ ミソサザイ ミゾゴイ ミフウズラ ミヤコドリ ミヤマホオジロ ミユビシギ ムギマキ ムクドリ ムジセッカ ムナグロ ムラサキサギ メグロ メジロ メボソムシクイ モズ ヤツガシラ ヤマガラ ヤマゲラ ヤマシギ ヤマセミ ヤンバルクイナ ヨーロッパトウネン リキュウキュウコノハズク リキュウサンショウクイ リュウキュウアカショウビン リュウキュウサンコウチョウ リュウキュウヨシゴイ ルリカケス ルリビタキ 旅と観光 日本100名城 温泉 観光 趣味 趣味の鉄道 野鳥 鉄道
撮影済みの種目の備忘録のつもりであったカテゴリー「その他のカテゴリー」については、野鳥撮影を400種の目標にしていたのが2012年11月に目標達成の確認をしたが野鳥のカテゴリーの適用方法が間違いと気付き、この確認のかなり前に途中から追加作業を止めていました。カテゴリー数を今回あらためてカウントしたらアオアシシギ~ルリビタキまでの208種の未完成となっていました。アオアシシギは2008年9月11日のブログに掲載。ルリビタキの一つ前の奄美大島のルリカケスは2008年10月4日のブログに掲載してあります。最後のルリビタキは野鳥撮影を始めた2005年4月に四季の森公園で三ッ池公園・菊名公園の鳥友と撮影したと記憶している。
野鳥撮影の第一号は多くの野鳥撮影に嵌った人達と同じようにカワセミであった。桜の名所の撮影で通っていた三ッ池公園で、桜を撮影中にサクラ咲く枝にとまる青い鳥を撮影する大砲のようなレンズの一団を見てからサクラからカワセミに転向したしたのが2005年3月であった。この時に日本野鳥の会に入会しました。
400種までの経緯の概略。2006年1月多摩川と大栗川の合流する聖蹟桜ヶ丘に於いてオオタカの撮影中にハイタカが100種目、2006年5月裏磐梯のアカショウビンが150種目目でした。日本野鳥の会の「フィールドガイド日本の野鳥」の巻末にある種名さくいんの頁に撮影した種名を蛍光ペンでチェックして員数を数えていた。この頃は目標数400種までを確認するのはブログを開設した6月1日にしている。毎年5月初旬~中旬に舳倉島に遠征するので珍鳥などの撮影数が多いのが理由でもありました。
この後の途中の経過と鳥名は省略するが目標の400種に近づいた380種に到達したのは2011年6月1日に種目をチェックした時である。
この後の一年間の撮影数を鳥名と員数を確認する(ブログタイトルはお陰様で満六周年)インドハッカ・アカハラダカ・セジロタヒバリ・オオチドリ・シジュウガラガン・オオモズ・サルハマシギ・シマノジコ・マミジロキビタキ・アカツクシガモ・ヤマドリの11品種となり、残り9種となった。
2012年11月に5月に撮影した舳倉島での初見初鳥をチェックをすると合計399種となった。チャバラアカゲラは日本の野鳥590には掲載してなかったが日本の野鳥650(2014年1月31日発行)に掲載で400種目への追加認定は撮影日よりもかなり後となった。
チャバラアカゲラ・コウライウグイス・ヒメイソヒヨ・ヤマヒバリ・キマユホオジロ・コジュリン・イワミセキレイ・チフチャフ(全て舳倉島での初見初鳥の8種)
これらの399種の撮影後に2012年10月に撮影したアネハヅルとトキが増えたが先に撮影したアネハヅルが400種目となったが400種目の確認は撮影から約2年後となっていた。(ブログに400種目達成の記録が無いのは撮影日の後に認定日となる記録による)
2012年10月24日石川県七尾市の田圃のアネハヅル、旅立ちの武者震いに思われた。
あとがき
2012年10月の石川県七尾市からその後日本に渡来したアネハヅルは2017年1月茨木県つくばみらい市と前掲の出水市のツル越冬地と今年、2020年6月2日の上越タイムスのネット記事によると新潟県上越市三和区三村新田に5月26日から2羽のアネハヅルが飛来しているデジタル版の記事があった。一度に二羽も珍しいが今年は今のところ合計3羽のアネハヅルが記録された珍しい年になったようです。因みに出水のツル越冬地に迷い込んだアネハヅルをナベヅルとマナヅルの混在する一万羽の中から見つけるのは至難の業です。
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