八ヵ所のヤツガシラ
野鳥撮影を始めた頃のヤツガシラは珍しい野鳥とか綺麗な珍鳥と認識して、情報があると正月小寒の日でも何処へでも遠征した程の熱の入れようでした。一番最初のヤツガシラの撮影は2007年1月5日でした。場所は兵庫県尼崎市の地方競馬場(園田競馬場)の隣にある猪名川公園、猪名川の対岸にある大阪国際空港(伊丹空港)に離着陸する航空機が頻繁に見える場所でした。この時は琵琶湖にオオワシを撮りに行く途中で、2006年11月末からネットに出ていたヤツガシラを思い出して、米原の手前で目的地を伊丹空港方面に変更して、目的地の公園に6時前に到着した、夜明けを待ちましたが7時過ぎに地元のカメラマンが一人来られたので、ヤツガシラの様子を伺うと、3日はカメラマン10名程度でしたがヤツガシラは園田競馬場の駐車場に姿を見せた後にどこかに飛んでしまい写真は撮れなかったが、まだ抜けていないとの確信が取れたと言われたので安心しました。この日はカメラマンは4人でした、8時までこの公園で待ちましたが、姿は見られませんでしたので、ひとまず琵琶湖に10時頃に戻りオオワシの撮影をしました。撮影後夕方4時過ぎに湖北町を出てから尼崎市まで一般道を5時間掛かり9時に到着して、5日早朝のヤツガシラを待つことにしました。一周500mの池を周回する遊歩道の内側と池の縁にある生垣の下で長い嘴で地面を刺して虫を捜すヤツガシラを見つけました、時は7:25です。カメラマンは二人がようやく三脚を並べてたてるスペースしかありませんが、二人だけの撮影でしたのでヤツガシラの初見初撮が出来ました。
2007年1月5日 尼崎市園田競馬場隣の猪名川公園
2008年3月 西表島の小学校校庭のヤツガシラ
2009年3月石垣島の電信屋跡(台湾から海底電線引揚処)ヤツガシラ
2010年千葉県富津市 八っの冠羽と羽を広げたヤツガシラ
2012年平塚市相模川河岸グランドのヤツガシラ(同一個体)
2012年3月 石垣島川平湾の針葉樹 ヤツガシラ
2012年3月 石垣島牧草地 ゴキブリを採餌するヤツガシラ
2013年6月 舳倉島海岸の岩場 ヤツガシラ
今日は二十四節季の大寒です。半月前は小寒でした。コロナ禍とあって野鳥撮影は昨年12月から控えています。巣籠中は昔の写真をスキャンして老活しています。本日の大寒の日に、14年前の小寒の日に初めて撮影した戴勝(ヤツガシラ)を思い出しました。その後に撮影した各地のヤツガシラですが南西諸島での撮影が多いようです。最後に撮影したのは石川県輪島市の舳倉島のヤツガシラを最後にヤツガシラ撮影を卒業しました。
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